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頭痛 天気病み、天気痛、薬が効かないどうしよう?

2025.04.12
頭痛 天気病み、天気痛、薬が効かないどうしよう?
今回は天気痛のお話です。
頭痛の中でも緊張性、偏頭痛と同じくらい当院でも頻度が多いものです。
この天気痛薬ではなかなか治らないという方が多いです。
雨が降る前、
気圧の変化などにより頭痛が発症しますが、
これと言った薬がないのが現状です。
では薬は効かないのか?
そうでもないんです。
対処療法的にその人に合う痛み止めがあります。
痛み止め以外の薬もありますね。
この天気痛。
当院では多くの場合改善されています。
天気痛だから特別な場所に鍼を入れる必要があるか?
そうでもないんです。
頭痛の方の場合どういう痛みが出るか?
その方に聞いてみるといくつかのパターンに当てはまります。
ポイントはその方の頭痛がどのように出て、
どのあたりが痛いか?
になります。
例えばこめかみが重くなる人ならそこにも鍼を入れますが、
そうでない場合は入れる必要はないです。
主に首が一つのポイントになりますが、
首の中でもいくつかポイントがあります。
私は指で鍼を指す場所を探して鍼を入れますが、
同じような場所でも鍼を刺す深さ、
角度、
本人の感じ方などを参考にして処置を行います。
首以外にも鍼を刺しますが、
一番重点を置くのは首になります。
天気痛の場合、
よく皆様に痛くなりだした時に鍼を受けたほうがいいか?
尋ねられますが
答えはどのタイミングでもいいから定期的に受けられることが望ましいです。
頭痛の改善のポイントは以前の記事にも書いたとおり、
痛いと思ったら早めに痛み止めを飲むこと、
自分にあった痛み止めを見つける、
適度な運動、
充分な睡眠の確保などです。
緊張性頭痛を始め
偏頭痛、
天気痛ではストレスも痛みに関与することが多々あります。
ストレス緩和には鍼灸も有効ですが更に+して、
適度な運動、
充分な睡眠がその症状改善にはとても大切です。
目が疲れやすいという方は目を休ませることも大切です。
上記のような感じで何回か鍼灸を受けてもらうと不思議と頭痛は改善してきます。
また一月に10数回以上痛み止めの薬を飲んでいるような方でもほぼ薬を飲まない体に戻ります。
これらは浅い鍼だけではあまり改善が見込めません。
鍼灸師が使う鍼の多くは体の中に入れて刺激を行うと、
ぐにゃぐにゃ曲がると言われています。
ですので同じような場所に鍼を入れても鍼先が届く場所は違ってくると言われています。
この鍼先の情報を鍼灸しの経験、
患者様からの感じ方を聞き出し、
処置を行うことが大切になります。
当院では通常体の鍼では0.2mmの鍼を使いますが、
同じような場所、
深さでもその時時で反応が変わるということはよくあります。
鍼の適切な本数、
適切な刺激に生活の見直しをすることでいろいろな不快症状の改善に効果を出せるようになります。
なお天気痛による頭痛に限らず、
天気病みによる不快症状も結果的に収まることが多いです。
天気病み、天気痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。



しっかり睡眠を取ることは大切。

2025.04.11
しっかり睡眠を取ることは大切。
下記に当院でも実際に患者様に進めている内容が記事に出ていたのでよろしければ
ご覧下さい。

「休日に夜ふかし・寝坊する人」は頭痛がひどくなりやすい⋯「痛みと睡眠」の深い関係と、恐るべき「痛みの悪循環」の正体(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cfc609b3e406bdfa7a8633607d60f93e82e43c7?source=rss
よく私が頭痛の記事内で書いている生活の見直し。
そうなんです。
頭痛では睡眠がとても大切です。
ですから適切な鍼灸と生活の見直し→
睡眠の確保
が大切になります。
頭痛でお悩みの人はともかく午後11時くらいまでに跳ねる習慣が必要です。
頭痛に限らず何らかの不快症状が続いている方も同じです。
この時に眠りが浅い、
寝付きが悪い方は昼間何らかの形で体を動かすほうが寝やすくなります。
ちなみに鍼灸を受けるとその日は寝やすくなります。
これは鍼灸で適度に体に傷をつけるため体がだるくなるために起こる反応です。
頭痛でお悩みの方は、睡眠を無視して頭痛を治そうとしても無理があるので
是非試してみて下さい。
それから早足歩き。
これもただ歩くよりも効果的です。
なれるまで少し時間がかかりますが必ずなれます。
生活を見直すことは痛みの悪循環を断ち切るだけでなく、
胃腸の不快症状の緩和、
自律神経の乱れを整える、
その他にもいい事だらけです。
現在体の不調がない方でもぜひ見直してみてくださいね。


痛み止めロキソニン、イブ、バファリン、カロナール 皆さんは何を飲みますか?

2025.04.09
痛み止めロキソニン、イブ、バファリン、カロナール 皆さんは何を飲みますか?
下記ニュース内で日頃私達が飲む頻度の高い痛み止めについて簡単に書いてありました。

ロキソニンS、イブA、カロナール⋯「市販の痛み止め薬」はどこが違うのか? 意外と知らない「効き目」「安全性」の差と「飲み方の鉄則」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/646ec425cafb386d7305b2ee63fe24ac279e0120?source=rss

主な商品として、
ロキソニン、
イブ、
バファリン、
カロナールなどがあります。
当院で頭痛でお悩みの方でロキソニンが効かない方には私はイブを勧めます。
知り合いの薬剤師さんに聞いたのですが、
ロキソニンとイブはほとんど効能は変わらないとのこと。
ですが女性の場合でロキソニンが効かない方の中にイブが効果があったという話をよく患者様から聞くので他の薬剤師数人にも訪ねてみたんです。
でも答えは皆さん同じで変わりはないとのこと。
不思議ですよねえ?
でも実際は女性の場合ではロキソニンが効かないケースでイブが効果的だったと言われる方が多いんです。
カロナール、
バファリンは痛み止めとしては軽い商品なのでこちらを使っていて効果がない場合は、
ロキソニン、イブに変えてみるのも一つの方法です。
こちらの記事では神経痛にはロキソニンは効かないということですが、
実際病院でロキソニンを処方されることもあるんです。
但しこれは急性期で慢性期に移行すると薬は変わることが多いですね。
頭痛でも慢性期の場合トラムセットが出ることが多いです。
神経痛ではリリカが多いですね。
先日の記事内で当院では頭痛でお悩みの場合自分にあった薬を使っていただきながら処置を行う 
と書きましたがそれがこのロキソニンが効かない場合イブに変えてみるということです。
使うタイミングもありあくまで頭痛の場合は痛みが気になりだしたらすぐに薬を飲むということになります。
痛みを我慢していると効く薬も効かなることが多いからです。
でもご安心下さい。
頭痛の場合は鍼灸との併用で自然と薬の頻度が減りますから。
特に偏頭痛ではロキソニンが効かない人が多いので、
私は薬を飲んでいない人に背部をお勧めしています。
バファリン、カロナールを使っていてあまり薬が効かないという方にもイブを
お勧めしています。
そもそもカロナールは痛み止めとしてはあまり強くないので、
妊娠中、子供でも処方されるからです。
神経痛の場合はまた別の内容になるので次回に書かせてもらいます。
ぎっくり腰、
顎関節症、
打撲などの急性期の処置に鍼灸が効果的というのは、
この記事内にも書かれている↓
(1)ケガなどで体の組織が壊れ、炎症を起こすことで発痛物質が放出されて痛む『侵害受容性疼痛』
(2)神経線維が直接障害を受けたり、腰痛などで痛みが長引くうちに、痛覚を伝える神経線維が変性し、痛みを感じやすくなる『
神経障害性疼痛』
ロキソニンなど、市販されている痛み止めの多くは『NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)』に分類されます。NSAIDsは発痛物質を抑えることで炎症や痛みを鎮めるため、(2)の痛みには効きにくいのです」
1の場合では、適切に鍼麻酔効果を引き出せば発痛物質の増加を抑え込むことが
可能になるからです。
2の場合は適切な薬との併用や、
手術、
先日書いたモヤモヤ血管の処置なども有効になります。
またこの時期でも適切な鍼灸は薬などと組み合わせることでより良い効果を引き出せます。

一昔前のように薬は副作用があるから体に優しい鍼灸を
ということでなく急性期、慢性期どちらも適切な鍼灸と痛み止めのセットがおすすめです。
打撲でも軽ければ湿布だけでもいいですが、
ひどい場合は痛み止めとの併用のほうが治りは早いです。
更に適切な鍼灸を組み合わせればより早くに改善が見込めるということになります。
ぎっくり腰などでは湿布は特に必要はないです。
適切な鍼灸、痛み止めで多くの場合改善可能になります。
発痛物質が放出していて痛みが強くなっている時期では炎症を抑え込むということが大切になります。
この炎症を抑え込むことに適切な鍼灸は効果を発揮できるんです。
と言うことで今回はかんたんな痛み止めの豆知識でした。
痛みの処置は奥が深いので勉強のしがいがあります。
ではまた。


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