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今後不妊治療とどう向き合うか? 不妊治療の現実

2025.11.07
今後不妊治療とどう向き合うか? 不妊治療の現実

以下ヤフーニュースより↓

42歳から不妊治療も5回の流産経て出産断念…日本は治療受ける人の4割が40歳以上

11月7日 金曜日 5時0分配信

読売新聞オンライン

[人口危機]<7>

 「仕事は大事。でも、若い時から妊娠や出産について知識があって、もっと考えていれば」


 8年間の不妊治療を経験し、夫と2人で暮らす名古屋市の会社代表、酒井みゆきさん(57)は悔やみきれない思いがある。若い頃から昼夜を問わず仕事に打ち込んだ。企業の広報時代は全国を飛び回り、37歳で起業してウォーキングスクール経営に転身した。「いつかは子どもがほしいな」と考えていたが、「まだ猶予はある」と思い込んでいた。

 結婚をきっかけに42歳から不妊治療を始めた。クリニックには月3~5回通院し、卵子と精子を体外で受精させて子宮に戻す「体外受精」で5回の妊娠に至ったが、いずれも流産。50歳を前に出産を諦めた。「努力さえすればできるものと思っていた。今は夫との充実した生活を楽しんでいるが、すぐには現実と向き合えなかった」と振り返る。


★この原因の多くは、
前回の投稿で書いた卵の染色体異常です。
卵子は年齢が上がれば上がるほど卵になるときに染色体異常が出やすくなります。


 2023年に国内で実施された体外受精で生まれた子どもは、約8万5000人に上る。生まれた子の8人に1人に相当するが、不妊治療を受けても子どもが持てない人も少なくない。

★私が不妊治療に携わりだした2009年ころはこの数字が25人に一組と言われていたんですね。
もう数年でおそらく5人に一人が体外受精で生まれてきた子供という時代に入るでしょう。



 厚生労働省が20年に示した資料によると、日本は不妊治療を受ける人のうち、「40歳以上」が4割程度と海外より高い傾向にある。35歳を過ぎると体外受精で出産できる割合は低下し、40歳以降は大きく下がる。
★この原因の多くは卵の染色体異常です

 こうした妊娠や出産に関する情報は、若い世代ほど知らない可能性がある。ニッセイ基礎研究所の乾愛研究員(母子保健)は「学校教育などを通じ、若いうちから出産を含めた将来設計を考えられるようにすることが大事だ」と指摘する。
★これ今後早急に実現すべきなんです。



 海外には、不妊治療を受けやすい環境づくりを積極的に進める国もある。

 フランスでは不妊治療に対する手厚い支援制度があり、人工授精は最大6回、体外受精は最大4回まで費用が社会保険で全額カバーされる。21年には年齢の上限が43歳以下から45歳以下に引き上げられ、支援対象も未婚のまま産みたい女性などに広げられた。

 不妊治療を行う医療機関は、生物医学庁が監督し、治療データの収集・解析などを担う。毎年、医療機関ごとの治療実績を公表し、信頼できる施設を選べるようにしている。

 一方、日本では22年から不妊治療の一部が公的医療保険の対象となった。
将来の妊娠に備えた「卵子凍結」への助成に乗り出す自治体もある。


★卵子凍結という選択肢と言うのもありますが
まだ助成を行っている自治体はわずかです。
だからこそ卵子提供という選択肢が必要になってきます。


だが、不妊治療の医療機関ごとの成績開示は限定的だ。厚労省研究班による23年調査では、不妊治療経験者の約7割が医療機関選びに迷ったことがあると回答し、開示を求める患者の声は大きい。


★これが実は皆さん殆どよくわかっていないのが現実です。
ネットや口コミだけでは患者様から見た場合どこの病院の成績が本当にいいのか?
わからないんですね。
当院では静岡県内のAの病院はこういうやり方、
Bはこういうやり方、
どこの病院がベストか?
よく知っています。
そして提携させていただいております。
不妊治療は保険適応になったからどこの病院でも同じ成績ではないんですね。
やはり成績のいい病院選びはとても大切になります。
そして治療開始時期が女性の年齢が若ければ若いほどいいのは事実です。


 不妊治療と仕事の両立に向け、企業の支援も求められるが、厚労省調査では従業員向け支援に取り組む企業は26・5%にとどまる。

 不妊治療に詳しい片桐由起子・東邦大産婦人科教授は「治療成績の開示は、医療機関任せでは信頼性のあるものにはならない。国などの公的な機関が統一した基準を用いてデータを取りまとめていくことが望ましい」と話している。


オススメ呼吸法 丹田呼吸法

2025.11.06
オススメ呼吸法 丹田呼吸法
皆様の中にもヨガ、
ティラピス、
マインドフルネスなどを日常的に行っている方も少なくないと思われます。
今回はそのルーツになる丹田呼吸法についてです。

「丹田(たんでん)呼吸法」は、100年以上前に中村天風(てんぷう)が「万病を治すだけではなく心身を統一する、心を制する呼吸法」として日本に広めた。現在ではヨガやストレス管理の分野などで、広く実践されている。

 この呼吸法は、身体の中心にある「丹田(おへその下あたり)」に意識を集中し、深い呼吸を行なうことで、心身をリラックスさせ、また、精神のエネルギーを高めます。 自分が地球や宇宙と繋がっていることを感じることで、生かされていることへの感謝の気持ちや、前向きなエネルギーが生まれ、人のために何かをしたいという思いが自然に湧いてきます。

 心も身体も疲れ切っているとろくなことがありません。
この呼吸法を編み出したのは、中村天風さんです。

 中村天風さんはMLBの大谷翔平さんが尊敬しているということで知られている、日本にヨガを普及させた人物です。
■丹田呼吸法はとても簡単 以下の手順で、ぜひ試してみてください。1日数分から始めて、慣れてきたら毎日続けてみましょう。1.姿勢を整える:背筋を伸ばし、肩の力を抜きます

2.百会(ひゃくえ)を意識する:百会とは頭のてっぺんにある少し凹(へこ)んだ部分です。ここに意識を向け、百会から身体に空気を入れるようなイメージを持ちます3.深く息を吸う:鼻からゆっくり大きく息を吸い込み、吸った空気をお臍の下の「丹田」に集めます。5秒ほどかけて行ないます4.ゆっくり吐く:口からゆっくりと息を吐き出します。これは10秒ほどかけて行ないます5.肛門を締めてから緩める:吐き出した後、肛門を軽くキュッと締めてから、ゆったり緩めます

 この呼吸法を、身体全体に酸素を行き渡らせるイメージで5?10回繰り返すと、身体が温まり、心が落ち着いてくるのを感じられるでしょう。 朝や夜のリラックスタイムに取り入れるのがおすすめです。 深く息を吸い、ゆっくりと吐くとき──その間に何か“見えない力”と私たちが響き合っているように感じられる瞬間があります。ぜひ試してみてください。■お釈迦様が修行で実践した呼吸法 丹田呼吸法のルーツは、約2500年以上前にさかのぼります。元々はお釈迦(しゃか)様が修行のなかで実践した呼吸法だそうで、それが東洋の哲学や医学、インドのヨガなどにも大きな影響を与えました。

 日本では、平安時代に空海が中国に留学した際に、密教と共に丹田呼吸法の知識を持ち帰ったと伝えられています。そして江戸時代以降は、武士や僧侶の間でこの呼吸法が精神統一や体力強化に役立つとされ、広く実践されました。 中村天風は、今から100年以上前には不治の病だった結核に罹り、アメリカやヨーロッパに渡って治療を試みたものの改善しませんでした。ところが、ヒマラヤの奥地で丹田呼吸法を取り入れた修行を行なったところ、結核は治ったそうです。

ストレス社会の現代では呼吸が浅くなりがちな人がとても多いです。
私も意識してできるだけこの 丹田呼吸法 を行っております。
格闘技の分野でもこの 丹田 に気を集中することを意識するようによく指導されます。

ぜひ皆様も生活に取り入れてみてはどうでしょうか?

不妊治療成功の切り札 卵子提供

2025.11.06
不妊治療成功の切り札 卵子提供
昨年40代の出産率が初めて20代を超えました。
一昔前のように20代での結婚数が激減し、
晩婚化の影響で40代での出産が増えたのが一番の原因と言われています。
結婚に対する価値観が変わってきてしまったのは仕方ないのですが、
子供を授かるという角度から考えるとなかなか難しい問題が残ってしまいます。
この先少子化には歯止めがかかりそうもないですし、
少子化になれば経済が回らなくなり、
社会保障も今のようには受けれなくなります。
政府が本腰を入れて少子化対策を考えなければ今の医療保険制度、
介護保険制度も現実的に維持はできなくなります。
そんな中下記のニュースがリリースされました。

以下 デイリー新潮より

「移植1回で約450万」「数千万円かけても妊娠しない」 それでも「卵子提供」で“
台湾”に渡る夫婦が後を絶たない深刻な理由

11月6日 木曜日 6時13分配信

デイリー新潮

 不妊治療のなかでも「最後の砦」として注目される「卵子提供」。先ごろ、基準の
厳しい日本での卵子提供を実質的に緩和する「特定生殖補助医療法案」が参院に提出
され、不妊に悩む患者たちは沸き立った。しかし、対象夫婦が法律婚に限定されるな
どとして野党から猛反発を受け、最終的に廃案となった。近年、国内では卵子提供が
難しいとあって台湾へ渡航する患者が後を絶たず、その費用負担の大きさが問題視さ
れている。この事態を受けて、セントマザー産婦人科医院の田中温氏をはじめとした
有志の医師たちは新たな団体「CREMED(医療としての卵子提供を推進する生殖医療専
門医の会)」を立ち上げたという。田中氏に団体を立ち上げた意図や日本における「
卵子提供」の問題点を聞いた。

 日本は世界でも有数の「不妊治療大国」です。例えば、日本における体外受精の実
施数は年間で約60万件。カップル当たりの件数でみると、アメリカの2倍、欧州諸国
を全部合わせた件数よりも多い。件数に応じて体外受精の技術も世界トップレベルで
す。

 それでは成功率はきっとトップクラスだと期待されますが、実際には中間程度と低
くなっています。この原因は日本は高度生殖医療を受ける患者さんの平均年齢が約40
歳で、世界で最も高年齢で10年程遅くなっている点であります。この結果、日本は体
外受精の技術と件数は世界トップにもかかわらず成功率は低下しているのが現状です


 日本の生殖医療では、患者さんの平均年齢が40歳以上と高齢であることが多く、第
三者から卵子の提供を受ける「卵子提供」は、“体外受精が成功しない場合”や、“
染色体異常が原因と考えられる卵巣機能不全”、“遺伝子異常が原因と考えられる先
天性の若年性卵巣機能不全”、さらには“重症子宮内膜症や卵巣摘出などで卵子をつ
くることができない”といった方にとって、まさに不妊治療の「最後の砦」です。

この卵子提供
日本ではなかなか前に進まないんですね。
不妊治療において最大の争点は卵の質です。
もっというと染色体異常がない卵ができるかどうか?
にかかっています。
染色体異常がない卵のことを白の卵と言いますが、
現在この診断を受ける施設が増えているのですが、
この診断を受けると保険適応外になるためになかなかこの診断を受けれないというのが現状です。
ただあくまで診断ですので白の卵がどうしたらできるか?
これはまだ解明されていません。
そうなると卵子の質という卵の前の段階に目が向けられます。
基本的に卵子は女性の年齢が若いほど染色体異常がない卵ができやすいのは事実です。
こうなると体外受精に進みなかなか結果が出ない場合卵子提供という問題がクリアーできると結果がなかなか出ないという人たちにもチャンスが回ってくる確率がかなり高くなります。
海外ではこの卵子提供に大使一定の対価を支払い募集をしている国が多いんですね。
でも日本は卵子提供に対価を支払うというのはナンセンスという考えが根強いのが現状です。
皆さんも考えてみてくださいね。
どうしても子供がほしいと思ってもなかなかできない人の立場になったら、
この卵子提供は一定の対価を要しても
 いいのではないか? 
と思いませんか?
もっと言うのなら代理母出産も同じように一定の対価を支払い協力してくださる方の手を借りるのもいいと私は思います。
これは不妊治療に携わり多くの方を診てくるとそう思わずに入られなくなるんですね。
うまく行かないほうが多いのが不妊治療です。
だからこそ確率が上がることでまま、
パパになれる方が増えるのであればいろいろな人の手を借りれるような社会づくりが大切と思います。
この投稿を読まれている方の中には、
もうこづくりとは無関係という方もいらっしゃると思いますが、
皆様の子供、
知り合いの子供さんが不妊治療で悩まれたときにその一人でも多くの方が救われるような社会になってほしいと思ってくださいね。
私も今後も一人でも多くの嬉しい報告をいただけるように最新の不妊治療の情報を取得しつつ施術に励んでいきたいと思います。




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