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末梢性顔面神経麻痺の後遺症の改善。

2023.08.04
末梢性顔面神経麻痺の後遺症の改善。
お客様からのお慶びの声です。
こちらは末梢性の顔面神経麻痺を発症し、
2ヶ月後くらいからの来院です。
顔面神経麻痺の後遺症として、
まぶたがうまく閉じないために、
目が乾きやすい、
涙がよく出る、
口から水が溢れる、
口角が下がっている、
などの後遺症がありました。
発症後すぐに病院でステロイドによる処置を受け、
現在は血流改善の薬のみでした。
鍼灸施術は、
医師の許可が出てからになります。
この末梢性の顔面神経麻痺、
最初の処置がとても大切で、
発症後すぐに耳鼻科、
神経内科に行かないと後遺症がひどくなることが多いです。
ともかく顔の片側だけ、
感覚がおかしい、
額にしわを寄せることができない、
まぶたを閉じるのが難しい、
表情を作れない、
水を飲もうとすると口から溢れる、
口を膨らますことができない、
下ベラがしびれる、、
このような症状を強く感じたら、
様子を見ていないですぐに病院に行かれて下さい。
処置が遅いと病院での処置の意味がなくなります。
と言うのは、
末梢性の顔面神経麻痺では最初のステロイド治療が大切になるからです。

注 中枢性は別です。
今回は末梢性だけのお話です。
で話を戻します。
こちらは施術開始3回目から涙があまりでなくなり、
まぶたも普通に閉じれるようになりました。
少しだけ水が溢れ肉なり、
口角も初診時よりは少し上がるようになりました。
5回めには、
口から水が溢れなくなり、
12回でほぼ気にならない程度に改善されました。
当院では、
顔面神経麻痺の施術は比較的多いため、
まずは5回でどの程度改善するか?
5回めで残っている賞状をどうしていくか?
というような感じで施術を進めていきます。
顔面神経麻痺は後遺症の内容、
鍼灸施術の開始時期、
その方の改善具合によりいろいろな施術結果になります。
中には、
形成外科、
美容整形で手術をしないと改善されない内容もあります。
例えば多いのは、
まぶたが上がりにくい、
おでこのシワができない
などです。
ただこれは、
手術をすれば改善可能です。
他にも、
その内容によりこれは手術でないと難しい
というものもとりあえず5回ほど鍼灸を行った後であれば、
ある程度の判断が付きます。
当院では、
鍼灸以外に
本人に今必要な表情筋の運動の仕方、
マッサージの正しいやり方などもお教えいたします。
顔面神経麻痺における鍼灸の効果は、
マッサージでは動かせない表情筋に刺激を与え、
血流改善の+効果、
神経の再生を助けるなどです。
基本的に顔面神経麻痺の処置では、
お顔には電気鍼は行いませんが、
その他の場所には通常の施術を施します。
その他詳細はご来院時にお話いたします。
顔面神経麻痺の後遺症でお悩みの方はぜひご予約下さい。



顔面神経麻痺の改善

2023.07.04
顔面神経麻痺の改善
お客様からのお慶びの声です。
こちらの方は、右側の末梢性の顔面神経麻痺で来院された方です。
顔面神経麻痺は中枢性と末梢性に別れます。
鍼灸の対照は、
基本的に末梢性です。
賞状としては、
涙がよく出る、
まぶたがしっかり閉じない、
頬の筋肉の動きが悪い、
うがいをすると水が溢れる、
口笛を老けない、
舌の味覚異常、
その他です。
当院では顔面神経麻痺載せ術は定期的に行っているためこのような
賞状はよくある症状の一つです。
発症後三週間経過。
そのご来院。
来院時には、病院でのステロイド治療も終わり薬は血流改善の薬のみでした。
このような場合には、
電気鍼は行わず、
症状が出ている場所に対しての鍼施術がメインになります。
今回の場合は、
目の周り、頬の筋肉、口周り、首、肩、頭などが中心になります。
施術の間隔は週に一度程度。
施術開始7.8回目からだんだん変化が実感できるようになりました。
最初は、
涙が頻繁に出なくなり、
まぶたがしっかり閉じれる量になり、
うがいをしても水が溢れなくなり、
だんだん頬の筋肉も動くようになりました。
最終的には24回の施術で、9割ほど改善しました。
こちらの方はラッキーな方で、
発症後すぐに病院に行かれても麻痺が残るという方はある一定数いらっしゃいます。
ではどのような場合に麻痺が残りやすいか?
これはわかりにくいです。
例えば発症後にほぼ顔の動きがなくなった方でも、
麻痺が残らない方は残らないですし、
部分的な麻痺だけ発症された方でも麻痺が残る方は残ります。
という厄介な病気です。
麻痺が残ったらどうすればいいか?
どうしても気になる場合は、
形成外科、美容医療での手術です。
発症時の注意点は、
ともかく顔がしびれる、舌がしびれる、
顔の動きが変と思ったらすぐに病院に行って下さい。
耳鼻科、神経内科です。
土、日なら迷わず救急に行って下さい。
末梢性の顔面神経麻痺は最初の処置が勝負で、
発症後すぐにステロイドを使わないと回復があまり良くないです。
中枢性は別です。
ですからすぐに病院に行かれて下さい。
鍼灸は基本的に医師の許可が出てからになります。
顔面神経麻痺はケースバイケースで、
手術をした方が改善が早い場合もあります。
但し手術は発症後1-2ヶ月以内でないとあまり効果が期待できません。
この判断はあくまで通院している医師の判断によります。
最近では以前よりも積極的に手術を行う病院も増えてきましたが、
その多くは大都市圏に限られます。
当院では鍼灸以外にも、
自分で行えるリハビリもお教えします。
このリハビリも医師の許可が出てからの方がいいです。
これはリハビリを始めるタイミングが早すぎると
 病的共同運動 
という後遺症につながるからです。
詳細は来院時にお話します。
鍼灸の効果としては、
血流改善、
神経の再生を助ける、
結果として麻痺している筋肉の動きが回復する
などです。
鍼灸も早い段階から行わないと改善効果があまり期待できません。
顔面神経麻痺でお悩みの方はぜひご予約下さい。

顔面神経麻痺

2023.01.02
顔面神経麻痺
突然片側の顔の筋肉が動かなくなる顔面神経麻痺びっくりしますよね?そんなときどうしたらいいの?病院にいかれて下さい。顔面神経麻痺の場合、新旧の対照は末梢性のものです。末梢性の顔面神経麻痺を発症してからできるだけ早い時期から、病院の治療と併用されることをお勧めします。時期が遅い場合は、鍼灸の効果があまり感じられません。顔面神経麻痺の鍼灸では電気鍼は行わず、おき鍼、抜き差しの鍼で施術を行います。鍼を刺す本数は、症状により違いますがだいたい30-40本程度と思って下さい。早い段階から定期的に病院の治療と併用することで、効果が期待できます。顔面神経麻痺における鍼灸の目的は、(麻痺を起こしてしまった顔面神経の回復、麻痺している筋肉を動きやすくする、血流改善)などです。その他に、顔面神経麻痺の運動法をお教えいたします。顔面神経麻痺でお悩みの方はぜひご予約下さい

顔面神経麻痺

2022.12.14
顔面神経麻痺
今回は顔面神経麻痺についてのお話です
顔面神経麻痺は比較的臨床でも多く遭遇する症状です
基本的に突然発症します
末梢性では原因はウイルス性、原因不明、が多く中には脳からの問題(中枢性)の場合もあります
事故の後遺症で発症することもあります
鍼灸の適応は一般的に末梢性です
症状としては突然片側の顔面の筋肉に力が入りにくくなり以下のような症状が出ます
口の中のものが溢れる
顔がしびれる
ろれつが回らない
まぶたが明らかに重たい
などです
こういう場合はすぐに病院に行ってください
夜間でも救急で言ってくださいね
と言うのは、顔面神経麻痺は最初の処置が勝負になるからです
末梢性でも中枢性でも同じです
中枢性では命にかかわるので怖いんです
MRIを取れば中枢成果末梢性かわかるので大丈夫ですが、症状があまりひどくなく血圧も問題なければ末梢性のことが多いです
末梢性ではまずステロイドの処置からです
この時症状がひどくても治る人は治りますが、かるそうでも麻痺が残ることもあります
ステロイドは点滴、投薬などがありますが2.3週間程度してから手術がいい場合もあります
以前に比べ顔面神経麻痺の手術件数も増えてきているのでそんなに怖い手術ではないんです
末梢性顔面神経麻痺 | みんなの医療ガイド | 兵庫医科大学病院
https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/disease_guide/detail/186
で手術後、手術適応街の場合に適切な鍼灸と内容に応じた顔の筋肉の運動は効果的なんです
但し臨床経験が多くないとあまり効果が期待できません
基本的に電気鍼は行わないほうがいいです
理由があるのですが、長くなるのでカットしますね
で病院ではステロイドが終わると血流改善の薬と、ビタミン剤しか出ません
ということは最初のステロイドが大切ということなんです
治療のポイントは炎症を早く抑え、麻痺している顔面神経の再生です
で鍼灸の目的は、炎症を抑える、神経の再生を促すということです
当然薬と併用です
で運動法ですが、これが顔面神経麻痺の回復具合に応じた方法があります
処置が遅いと鍼灸の効果もあまりわかりません
ですので当院ではできるだけ早くから薬との併用治療を勧めます
麻痺なのでほっとけば麻痺した筋肉の再生が遅くなります
但し脳梗塞などのリハビリと違い、どんどん麻痺した筋肉、神経にアプローチをすると変に顔面神経が再生されるので注意が必要です
こんな感じですが、運悪く発症しますのでもし発症した場合はすぐに病院にいかれてください
ではまた

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