お知らせ

全盲の院長が、音声ソフトを使用して更新しております。
誤字脱字があるかと思いますが、ご了承お願いいたします。

不妊治療 二段階移植とシート法

2022.12.27
不妊治療 二段階移植とシート法
皆さんは二段階移植とシート法をご存知ですか?
二段階移植とシート法を発案されたのは後藤 栄先生です
二段階移植とは
従来の単一肺移植と違い、まずは初期胚の卵を移植しその数日後に胚盤胞の卵を移植するという方法です
最近ではあまり行われることは少ない方法です
シート法
シート法は採卵をし胚盤胞まで育てたときに使った培養液を胚盤胞移植の数日前に体内に注入しその後胚盤胞移植を行う方法です
こちらは全国的にも実施している病院が多い方法です
上記2つの方法は単一肺移植よりも妊娠率が高いのが特徴です
但しいつも書いているように、染色体異常があると妊娠しない、流産になってしまいます
二段階移植もシート法も着床前診断を抜いた移植法なんです
でも現段階としては着床前診断がなかなか理解されない現実もあるので着床前診断を抜いて少しでも妊娠率が高い移植方法の一つになります
体外受精に老いて卵の問題は非常に大きい問題です
昨日の投稿にも書きましたが、着床前診断を行い染色体異常がない卵を数回移植しても
だめな場合に不育の処置を考えるというのが順番としては正しいんです
でもこれ現実的にできない病院のほうが多いので、現状としては通常の移植か、シート法
が主流なんです
みなさんが通院されている病院でシート法を行っていないようでしたらシート法も行っている病院に帰るのも一つの選択です
でも着床前診断を行っている病院があればそちらのほうがいいです
シート法を積極的に行っている病院に通院されている方はご存知かもしれませんがシート法ではグレードの良い胚盤胞でないと移植を行いません
これはグレードがあまり良くない胚盤胞では、従来の胚盤胞移植と成績があまり変わらないからなんです
但しこれも妊娠率の話で成功率ではないんです
今後着床前診断が普及してくるとシート法も行われなくなるかもしれません
でもそれはかなり先の話と思います
では現在体外受精で結果が出ない場合どうすればいいか?
私は個人的に着床前診断を行っている病院に行くべきと思います
着床前診断を行っている病院ならどこでもいいのか?
それも又違うんです
着床前診断はあくまで染色体異常があるかないかの診断をする方法であり、採卵時の投薬コントロールにより染色体異常の頻度も変わるそうなんです
ですからhpで着床前診断による妊娠率をちゃんとアップしている病院で受けられることをおすすめします
東京方面ならやはり klc ですね
klcはいまでこそ知らない方も増えましたがそれはそれはすごい不妊専門病院ですから
全国で一番一日の患者数が多いのがklcです
常時ドクターも10人前後診療をされているくらい不妊治療のスペシャリスト集団の病院ですから
又klc以外でもklcで修行をされたドクターが全国で開業されています
その中でもhpにklc修行時代のことをしっかりと明記されている病院なら安心と思われます
なおklc出のドクターの中には今でも胚盤胞移植にこだわられているドクターもいらっしゃいますが、そういう病院はあまりおすすめできません
これは胚盤胞移植にこだわる病院は胚盤胞にならない人の場合採卵ばかりして移植がなかなかできないという欠点があるからです
但しただ胚盤胞になればそれでいいか?
そんなことはないんです
多くの病院であまり問題のない方は、だいたい胚盤胞に育ちます
でも胚盤胞移植をしてもなかなか結果が出ないという方もいらっしゃいます
やはりその人に一番適した投薬量で採卵をしてくれる病院が一番いいんです
でもこれは結局ママに慣れるかどうか?でしか判断できないんです
毎回胚盤胞に育つからその病院が良いか?
そうではないんです
不妊治療のゴールはあくまでママになることです
胚盤胞にならない方でも初期胚、分割胚でうまくいくこともあります
ですからよりよい病院の処置を受けるということは大切なんです
なぜ鍼灸師の私がこのようなことばかり記事にするのか?
本来なら 鍼灸の良さだけ書けばいいのに と思いませんか?
それはそれくらい不妊治療においては病院選びが大切だからなんです
どこの病院に行ってもこの漢方、サプリ、鍼灸を行えば病院だけの治療よりもままになれるというものがあるか?
ないです
はっきりいいますね
ないんです
不妊治療はそんなに甘くないんです
でも西洋医学で全てが解決できないのも不妊治療なんです
だからこそまずは腕のいい病院、そしてその補助的手段としてサプリ、漢方、鍼灸という感じにならないと遠回りをすることになります
これは私が不妊治療に13年以上携わった答えです
みなさんが腕のいい病院に出会えることを心より願います

不妊治療 卵子のお話

2022.12.26
不妊治療 卵子のお話
今から書くことはあまり知られていないお話です
海外では卵子提供が盛んな国もあります
アメリカ、タイ、ヨーロッパなどは盛んです
日本ではいろいろな事情でなかなか卵子提供は難しいんです
でもどうしてもママになりたい、けれど私の卵子ではだめ という方の中には海外で卵子提供を受け卵を作りママになられる方もいらっしゃいます
このときの卵子ですが、出産経験があり、なおかつ出産後1.2年ほどで20-30代前半の方の卵子はとても成功率が高いんです
若いだけがいいか?
そうではなくて出産歴があるということ、出産してからまもない、まだ卵子提供者自信が30代なかば以下というのがポイントなんです
というのは若い卵子でも卵になったときに染色体異常が発症する卵子もあれば、いくら出産経験が会っても年齢が上がると染色体異常が出やすくなるなどの理由が考えられるからです
でここでポイント
卵子は料金が高いけれど精子はそれほどではないんです
但し一時話題になりましたが、ハーバードの学生の精子、エリートの精子は高いらしいです^^;
それから海外の不妊治療に対する考えは日本と違い非常に合理的なんです
体外受精で移植を2.3階行って妊娠しない、流産してしまう場合にどんどん卵子提供を受けるということも珍しい話ではないんです
着床前診断もできる国では積極的に行える国もあります
ハワイなんかはそうなんです
ハワイでは日本人がわざわざハワイに来て採卵をして卵子提供を行うケースもあります
この場合のメリットは、日本人の卵子なので日本人が移植を受ける場合にアジアなどの国に比べ自分に近いかを立ちのドナーを選ぶことができます
そして着床前診断を受けれるので白の卵を移植しやすいですし、又そういう卵ができるような人がドナーになります
デメリットはめちゃ料金が高い
なんだかんだで500万近くかかるそうです
でここでできた卵を日本に凍結輸送して、日本で移植するわけです
ハワイで移植してもいいのですが、日本のほうが移植だけでも安いそうです
アジアではどうか?
メリットは料金が安い
100万ほどです
若い卵子も結構可能です
但し着床前診断を行っている国は少ないそうです
デメリットは
もろ日本人離れの顔立ちになります
で海外では卵子提供でもできない場合は、今度は代理母に進みます
それでだめなら養子を迎え入れるという感じなんです
日本ではこのような積極的な考えはなかなか受け入れられないので海外とは温度差があるんです
これは多民族国家か単一民族かによって国の考えが分かれるので仕方ないことなんですねえ
少し前に日本でも卵子提供を募りましたが結局協力者が少なすぎて最近では殆ど聞きませんよねえ?
海外ではこの卵子提供に料金を払うという考えが普通なので集まりやすいのですが、日本ではそういうことからお金を要求するのはあまり良くないという風潮もあり結局前に進まないんです
この問題が前に進むと不妊治療の成功率もかなり変わるんです
あと何年化して再生医療で卵子の若返りが可能になるかもしれませんがそれも何年先かわかりません
再生医療の中でも卵子の若返りということは、生命の誕生につながることなのでそううまくは行かないんですねえ
皮膚の再生とか、軟骨、血管、末梢神経の再生なんかはどんどん可能になってきていますがその中でも難しいのが視神経、中枢神経、脳細胞、卵子などです
卵子は採卵により採取されますがこれが又痛い
そして薬の副作用もある
この部分も今後あまり苦痛を伴わない技術が開発されるのかもしれませんが、それもまだ先のことでしょう
この採卵の苦痛があるから無料で卵子提供をしたいという人が集まらないんですねえ
それだけでなく薬の副作用もありますし
そんな理由から日本ではなかなか卵子提供ということが現実化するにはハードルが高いんです
因みに精子はいくらでも協力者がいるんです
でこれも結局苦痛を伴わないから集まるんです
こんな漢字で卵子のお話でした




不妊治療と子宮環境

2022.12.26
不妊治療と子宮環境
不妊治療中の方は、子宮環境という言葉をよく耳にすると思います
子宮環境とは何なんだ?
不妊治療で言うところの子宮環境は、ホルモン値、筋腫、ポリープの有無、基礎体温、生理痛の有無、その他
いっぱいあると思います
でよくあるのは鍼灸で子宮環境の改善ということです
当院でも一応そういう説明するのですが、そもそも子宮環境の改善は腕のいい病院での薬によるコントロールがまず第一で、次に鍼灸だったり、サプリ、漢方などなんです
ここポイントですよ
いい病院に行かなくて鍼灸、その他でそんなにかんたんに子宮環境は整いません
逆にそれだけ西洋医学は進歩しています
不妊治療に携わるものは、最優先で患者様が笑顔で不妊治療を卒業できることを考えないとだめなんです
その優先順位が何か?
これがちゃんとわかっていないとだめなんです
不妊治療の軸になるのはあくまで腕のいい病院での処置です
その上に鍼灸その他を+するのはいいのですがこれがそうでない場合もあるので注意が
必要です
そして以前の投稿でも書きましたが、なぜ体外受精にどんどんステップアップしたほうがいいか?
胚盤胞のグレードはあまり気にしなくていい
顕微授精イコール精子画原因で妊娠しない
着床前診断がなぜ必要か?
冷えと不妊は関係がない
専門病院は実力に差がある
などをちゃんと理解して不妊治療に携わる必要があります
不妊治療では医師以外は、薬に対して何も言えません
ですから腕のいい病院がどこか?ここは本物
という情報を常に習得する必要があります
そしてどこまでも医師以外の職種は、腕のいい医師に協力をさせてもらうという考えで治療と向き合わないといい結果に結びつきません
そういう人達が増えることを願います

不妊治療と男性不妊 誤解だらけなんです

2022.12.26
不妊治療と男性不妊 誤解だらけなんです
男性不妊についての誤解です
まず顕微授精で移植結果がなかなかうまく行かない場合に、顕微だからイコール精子が問題と思われている方も結構多いのですがこれは間違いです
以前の投稿にも書きましたが、顕微授精は精子の数が少ない、運動率が低い、奇形率が高いなどの理由で自分で卵子の中に入れない精子に対しアシストを行うやり方です
ですから卵の染色体異常とは無関係なんです
妊娠しない、流産してしまうケースの7.8割は卵の染色体異常ですから顕微だからというのはなんの問題でもないんです
卵は精子と卵子が合わさって新しい生命体ができたものです
ですから自力で卵子の中に入れないイコール精子の問題ではないんです
ただまだまだ着床前診断の理解が少ないためこのように考えてしまう方も結構いらっしゃいます
当院でも顕微授精でなかなかうまくいかない場合に、よく奥様がこのようなことをお話されます
でも実際は違うんです
実際当院で顕微授精で着床前診断を受けて白の卵の方は体外受精の白の卵とほとんど成功率は変わらなかったです
こういう事実からいろいろな病院で着床前診断を積極的に取り入れてくれるといいのですが、これもまだ現状は難しいんです
そして現状着床前診断を行うと自費扱いになるのでお金がかかる
これもまた問題なんです
他に男性の中には暑さに弱い、寒さに弱い、月末はあまり精子の状態が良くないということもあります
ですから凍結保存で旦那様に少し精神的に余裕のあるときに採取してもらうというのも一つの方法です
例えば運動率が低い精子は、疲れている精子というイメージを持てば旦那さんが疲れていないときに精子を採取すればいつもより運動率が上がる場合もあります
数が少ない場合でも、疲れていないトキ、自分が苦手な時期(暑いのはだめ、寒いのはだめ、月末はなんとなくだめ)
という時期を避けるのも一つの方法です
まあ単純に考えて本来性的興奮が会って、射精するものを採卵、人工授精、タイミングのときに毎回無理繰り出させれば精子の能力が下がると言われてもなんとなく納得する部分もありますから
あでも体外受精の場合はそれ以上の苦しみを奥さんがしているのが大前提のお話です
不妊治療は奥様方のほうが苦労しているのは事実です^^;
でも一応男の人の気持ちもわかってくださいね
それと着床前診断を行わない場合の胚盤胞による体外受精と顕微授精の成功率は
変わらないんです
これも結構知らない人多くて、誤解の元なんです
人工授精でも男性不妊が会って結果的にうまく行かないと、イメージ的には精子が弱いからと思われる方が多いのですがそんなことないんです
だって人工授精ではそもそも受精したか、胚盤胞に育ったかなどもわかりませんから
タイミングでも同じです
で体外受精にどんどんステップアップしたほうがいい理由がここにあって、採卵をすれば培養して受精できるのか、胚盤胞に育つかがわかるからです
でここでもポイントが有って、一回の採卵で三個以上胚盤胞になる人の多くはどれかが当たる確率が高いんです
一般的にはグレードのいい胚盤胞が妊娠率は高いのですが、流産したかどうかは別問題になっているのでグレードはあまり関係ないと思ってください。
一回の採卵で三個胚盤胞になっても三個目が当たる人、2個めが当たる人、最初が当たる人それぞれですから
で究極的な話ですが、どうしてもかなり精子の状態が悪い場合どうするのか?
サプリ、漢方、鍼灸とありますがこれと言った決定打はないんです
どうしても精子がないという場合は、まずはTESEになりますがこれで採取した精子でもうまくいくときはうまくいきます
この場合にも病院の差が出ます
実際当院でもTESEで採取した精子で採卵、移植をしてだめだった方に転院を勧め無事にママになられたということが何例もあります
これはどういうことかと言うと、やはり以下にしていい卵を作るか?なんですね
ですから鍼灸を受け始めるタイミングは早いほうがいいんです
いい卵をできやすくするための鍼灸としてです
ただこれ鍼灸のエビデンスが取れないので科学的に不妊治療に対し鍼灸が効果的となかなか立証できないのですが、当院では今まで鍼灸を不妊治療に+していなかった方が鍼灸を+してからママになられたというケースは数多くあります
ただこれは鍼灸が本当に+だったのか?と考えると生活の見直しもあり、病院も店員してもらうこともあるので総合的に診てということになります
ですから腕のいいっ専門病院を鍼灸師が知っていないとだめなんです
で最後になりますが、最近男性が不妊の原因の半分とよく言われますが、そうでもないんです
じゃあ女性の方が問題か?
これも又違うんです
問題は卵の染色体異常なんです
でこの染色体異常の卵は女性の年齢が高くなると発生率が上がるということはわかっているんです

じゃあ女性の年齢が高いとそれが原因じゃんという人がいますが、20.30代の女性でも
卵の染色体異常はでます
あくまで卵の染色体異常なのでどちらが悪いということはわからないんです
こんなこともあり着床前診断を受けれるのならそれがやはり一番の早道になるんです
着床前診断が全国的に広がり、ついでに理解も得られることを切に願います

不妊治療と不育症、流産

2022.12.26
不妊治療と不育症、流産
前回の続きになりますが、不妊治療と不育症、流産についても同様で卵の染色体異常という問題を抜きには勝たれません
本来は、着床前診断を行い白の卵を移植しても妊娠、出産に至らない場合に不育の処置を行うということが正しい順番です
ですが実際は、着床前診断を行わないで不育の処置を優先することのほうが多いです
ですから先程の投稿にも書きましたが、近くに着床前診断を行っている病院、あるいは自分がそのような病院に通院が可能であればまずは着床前診断をうけて白の卵を移植して,、それでもうまく行かない場合は不育専門病院に行かれるといいと思います
鍼灸はどのタイミングから受けたほうがいいか?
これはどのタイミングからでもいいんです
鍼灸を不妊治療に取り入れるタイミングは早ければ早いほうがいいです
でもいつも書きますが、腕のいい病院にかかることがまずは鮮血です
それから専門病院がどこも同じという考えの鍼灸院ではあまり期待はしないほうがいいです
不妊治療に携わるなら最低限近くの病院のどこがいいか?
近くにいい病院がなければ多少距離があっても ここの病院は本物だよ という情報くらいは持っている鍼灸院でないとおすすめできません
それくらい病院によりさがあるのが、不妊治療だからです
そして不育の処置はやはり不育専門病院に行かれるべきです
不育専門病院と不妊専門病院は違いますから
不育の専門病院は不育の専門だけ会って不妊専門病院の薬の処方、考えが違います
当院が提携している浜松市のアクトタワークリニックでは、不育症と先生が判断された場合は、ちゃんと不育専門病院に行かれることを推奨しています
こういうところなら安心して患者様も紹介させていただけますが、そうでない病院も多いのも事実です
ただ着床前診断を受けていなくて何回か流産してしまうからすぐに不育症と考えるのは一昔前の考えです
不妊治療でお悩みのみなさんができるだけ遠回りをしないで笑顔でママになれるためにも正しい情報を投稿していきますね

記事検索

- CafeLog -