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不妊治療と子宮環境

2022.12.26
不妊治療と子宮環境
不妊治療中の方は、子宮環境という言葉をよく耳にすると思います
子宮環境とは何なんだ?
不妊治療で言うところの子宮環境は、ホルモン値、筋腫、ポリープの有無、基礎体温、生理痛の有無、その他
いっぱいあると思います
でよくあるのは鍼灸で子宮環境の改善ということです
当院でも一応そういう説明するのですが、そもそも子宮環境の改善は腕のいい病院での薬によるコントロールがまず第一で、次に鍼灸だったり、サプリ、漢方などなんです
ここポイントですよ
いい病院に行かなくて鍼灸、その他でそんなにかんたんに子宮環境は整いません
逆にそれだけ西洋医学は進歩しています
不妊治療に携わるものは、最優先で患者様が笑顔で不妊治療を卒業できることを考えないとだめなんです
その優先順位が何か?
これがちゃんとわかっていないとだめなんです
不妊治療の軸になるのはあくまで腕のいい病院での処置です
その上に鍼灸その他を+するのはいいのですがこれがそうでない場合もあるので注意が
必要です
そして以前の投稿でも書きましたが、なぜ体外受精にどんどんステップアップしたほうがいいか?
胚盤胞のグレードはあまり気にしなくていい
顕微授精イコール精子画原因で妊娠しない
着床前診断がなぜ必要か?
冷えと不妊は関係がない
専門病院は実力に差がある
などをちゃんと理解して不妊治療に携わる必要があります
不妊治療では医師以外は、薬に対して何も言えません
ですから腕のいい病院がどこか?ここは本物
という情報を常に習得する必要があります
そしてどこまでも医師以外の職種は、腕のいい医師に協力をさせてもらうという考えで治療と向き合わないといい結果に結びつきません
そういう人達が増えることを願います

不妊治療と男性不妊 誤解だらけなんです

2022.12.26
不妊治療と男性不妊 誤解だらけなんです
男性不妊についての誤解です
まず顕微授精で移植結果がなかなかうまく行かない場合に、顕微だからイコール精子が問題と思われている方も結構多いのですがこれは間違いです
以前の投稿にも書きましたが、顕微授精は精子の数が少ない、運動率が低い、奇形率が高いなどの理由で自分で卵子の中に入れない精子に対しアシストを行うやり方です
ですから卵の染色体異常とは無関係なんです
妊娠しない、流産してしまうケースの7.8割は卵の染色体異常ですから顕微だからというのはなんの問題でもないんです
卵は精子と卵子が合わさって新しい生命体ができたものです
ですから自力で卵子の中に入れないイコール精子の問題ではないんです
ただまだまだ着床前診断の理解が少ないためこのように考えてしまう方も結構いらっしゃいます
当院でも顕微授精でなかなかうまくいかない場合に、よく奥様がこのようなことをお話されます
でも実際は違うんです
実際当院で顕微授精で着床前診断を受けて白の卵の方は体外受精の白の卵とほとんど成功率は変わらなかったです
こういう事実からいろいろな病院で着床前診断を積極的に取り入れてくれるといいのですが、これもまだ現状は難しいんです
そして現状着床前診断を行うと自費扱いになるのでお金がかかる
これもまた問題なんです
他に男性の中には暑さに弱い、寒さに弱い、月末はあまり精子の状態が良くないということもあります
ですから凍結保存で旦那様に少し精神的に余裕のあるときに採取してもらうというのも一つの方法です
例えば運動率が低い精子は、疲れている精子というイメージを持てば旦那さんが疲れていないときに精子を採取すればいつもより運動率が上がる場合もあります
数が少ない場合でも、疲れていないトキ、自分が苦手な時期(暑いのはだめ、寒いのはだめ、月末はなんとなくだめ)
という時期を避けるのも一つの方法です
まあ単純に考えて本来性的興奮が会って、射精するものを採卵、人工授精、タイミングのときに毎回無理繰り出させれば精子の能力が下がると言われてもなんとなく納得する部分もありますから
あでも体外受精の場合はそれ以上の苦しみを奥さんがしているのが大前提のお話です
不妊治療は奥様方のほうが苦労しているのは事実です^^;
でも一応男の人の気持ちもわかってくださいね
それと着床前診断を行わない場合の胚盤胞による体外受精と顕微授精の成功率は
変わらないんです
これも結構知らない人多くて、誤解の元なんです
人工授精でも男性不妊が会って結果的にうまく行かないと、イメージ的には精子が弱いからと思われる方が多いのですがそんなことないんです
だって人工授精ではそもそも受精したか、胚盤胞に育ったかなどもわかりませんから
タイミングでも同じです
で体外受精にどんどんステップアップしたほうがいい理由がここにあって、採卵をすれば培養して受精できるのか、胚盤胞に育つかがわかるからです
でここでもポイントが有って、一回の採卵で三個以上胚盤胞になる人の多くはどれかが当たる確率が高いんです
一般的にはグレードのいい胚盤胞が妊娠率は高いのですが、流産したかどうかは別問題になっているのでグレードはあまり関係ないと思ってください。
一回の採卵で三個胚盤胞になっても三個目が当たる人、2個めが当たる人、最初が当たる人それぞれですから
で究極的な話ですが、どうしてもかなり精子の状態が悪い場合どうするのか?
サプリ、漢方、鍼灸とありますがこれと言った決定打はないんです
どうしても精子がないという場合は、まずはTESEになりますがこれで採取した精子でもうまくいくときはうまくいきます
この場合にも病院の差が出ます
実際当院でもTESEで採取した精子で採卵、移植をしてだめだった方に転院を勧め無事にママになられたということが何例もあります
これはどういうことかと言うと、やはり以下にしていい卵を作るか?なんですね
ですから鍼灸を受け始めるタイミングは早いほうがいいんです
いい卵をできやすくするための鍼灸としてです
ただこれ鍼灸のエビデンスが取れないので科学的に不妊治療に対し鍼灸が効果的となかなか立証できないのですが、当院では今まで鍼灸を不妊治療に+していなかった方が鍼灸を+してからママになられたというケースは数多くあります
ただこれは鍼灸が本当に+だったのか?と考えると生活の見直しもあり、病院も店員してもらうこともあるので総合的に診てということになります
ですから腕のいいっ専門病院を鍼灸師が知っていないとだめなんです
で最後になりますが、最近男性が不妊の原因の半分とよく言われますが、そうでもないんです
じゃあ女性の方が問題か?
これも又違うんです
問題は卵の染色体異常なんです
でこの染色体異常の卵は女性の年齢が高くなると発生率が上がるということはわかっているんです

じゃあ女性の年齢が高いとそれが原因じゃんという人がいますが、20.30代の女性でも
卵の染色体異常はでます
あくまで卵の染色体異常なのでどちらが悪いということはわからないんです
こんなこともあり着床前診断を受けれるのならそれがやはり一番の早道になるんです
着床前診断が全国的に広がり、ついでに理解も得られることを切に願います

不妊治療と不育症、流産

2022.12.26
不妊治療と不育症、流産
前回の続きになりますが、不妊治療と不育症、流産についても同様で卵の染色体異常という問題を抜きには勝たれません
本来は、着床前診断を行い白の卵を移植しても妊娠、出産に至らない場合に不育の処置を行うということが正しい順番です
ですが実際は、着床前診断を行わないで不育の処置を優先することのほうが多いです
ですから先程の投稿にも書きましたが、近くに着床前診断を行っている病院、あるいは自分がそのような病院に通院が可能であればまずは着床前診断をうけて白の卵を移植して,、それでもうまく行かない場合は不育専門病院に行かれるといいと思います
鍼灸はどのタイミングから受けたほうがいいか?
これはどのタイミングからでもいいんです
鍼灸を不妊治療に取り入れるタイミングは早ければ早いほうがいいです
でもいつも書きますが、腕のいい病院にかかることがまずは鮮血です
それから専門病院がどこも同じという考えの鍼灸院ではあまり期待はしないほうがいいです
不妊治療に携わるなら最低限近くの病院のどこがいいか?
近くにいい病院がなければ多少距離があっても ここの病院は本物だよ という情報くらいは持っている鍼灸院でないとおすすめできません
それくらい病院によりさがあるのが、不妊治療だからです
そして不育の処置はやはり不育専門病院に行かれるべきです
不育専門病院と不妊専門病院は違いますから
不育の専門病院は不育の専門だけ会って不妊専門病院の薬の処方、考えが違います
当院が提携している浜松市のアクトタワークリニックでは、不育症と先生が判断された場合は、ちゃんと不育専門病院に行かれることを推奨しています
こういうところなら安心して患者様も紹介させていただけますが、そうでない病院も多いのも事実です
ただ着床前診断を受けていなくて何回か流産してしまうからすぐに不育症と考えるのは一昔前の考えです
不妊治療でお悩みのみなさんができるだけ遠回りをしないで笑顔でママになれるためにも正しい情報を投稿していきますね

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