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ひどい生理痛が改善しました。

2023.09.01
ひどい生理痛が改善しました。
お客様からのお慶びの声です。
こちらはひどい生理痛でお悩みでご来院の30代前半の女性です。
病院では特に原因穴糸の診断を受けています。
今までは、
一回の生理で5.6回は痛み止めを服用。
ピルも飲まれたそうですが、
体に合わずお困りでした。
生理痛がひどい場合、
原因不明と、
筋腫、
子宮内膜症などの原因がはっきりわかっているものの2つに別れます。
今回は原因不明です。
デコの原因不明の場合に、
生理の出血量が多い人と、
出血量は問題ない場合があります。
多い場合は、
エストロゲンの過剰分泌が原因の場合が多いです。
デコレを調整するために→
ピルが一番効果的になります。
でもピルがだめという場合には、
黄体ホルモン製剤などのその他の方法もあります。
出血量に問題がない場合は、
エストロゲンが原因と考えるより、プロゲステロンにも問題があり、
けっかてきに、
 プロスタグランジン 
という発痛物質が多く放出されることが問題と考えられています。
プロスタグランジン
は生理痛だけでなくあらゆる痛みの発痛物質です。
よくcmなんかでも→
痛みのもととなるプロスタグランジンをシャットアウト 
とか言うあれです。
ですから→
痛みを抑えるということで、
さらに対処療法として痛み止めの服用になります。
でも一回の生理で何回も痛み止め飲みたくないですよねえ?
まあ1.2回飲むくらいならいいですが、
5.6回は、、
でここからこの方の施術です。
生理痛がひどい場合、
だいたい何らかの月経前症状があります。
ただあまり生理痛がひどいと、
この症状をあまり気にされない場合もあります。
今回もそうでした。
初回問診時に色々質問したら、
やっぱり色々隠れていました。
ですから全身調整、
頭、
首、
肩、
足、
その他に鍼灸を施しました。
今回も運動習慣が少なく、
寝る時間も遅いという方でしたので、
ここらは意識して改善したほうがいいとお伝えさせていただきました。
その後10日後に来院。
運動習慣、
早寝などを意識されているとのこと。
施術は前回同様です。
この後数日で生理が来る予定でした。
生理時には、
痛み止めは我慢しないで飲んでくださいとお伝えしました。
痛み止めは我慢してからでは効き目が悪くなるので、
まずはそのまま飲んでいただきます。
ここから2週間後に来院。
今回の生理時は、
不安もあったため痛み止めの回数はいつもと変わらなかったそうです。
ただ生理前の体の怠さ、
お腹の張り具合はいつもより軽かったそうです。
今回も施術内容は変わりません。
この後生理前に一回、
生理後に一回来院です。
今回は施術開始から2回めの生理後です。
2回めの生理時には、
痛み止めは2回に減ったそうです。
出血量も少し少ないとのこと。
このまま様子を見ます。
この後付きに1.2回のペースで来院。
3回目の生理時も痛み止めは2回、
出血量も以前より少ないそうです。
結局この後は生理痛は安定し、
痛み止めは生理時に1.2回程度に減りました。
現在は、月に1.2回の来院ですが、
生理痛は問題なくなっています。
又、
月経前症状も以前より気にならないそうです。
このように原因不明のひどい生理痛の改善には、
痛み止め、
鍼灸、
生活改善が効果的な場合が多いです。
もちろんピル、
その他の薬との併用でも薬だけよりは改善効果が期待できます。
ひどい生理痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。

美容鍼 美肌を作る。

2023.08.31
美容鍼 美肌を作る。
こちらもよくお客様から聞かれる質問です。
美肌→
色々アプローチがありますよねえ。
1 まずは肌を正常な状態にする。
2 十分な保湿。
3 食事。
4 睡眠。
その他、、
化粧品も色々あり、
美容医療、
鍼灸、
エステ、、、
そういった中女性ホルモンも美肌には影響があります。
女性ホルモンの中には、
大きく分けてエストロゲンと、
プロゲステロンがあります。

例えば、
エストロゲンは卵胞から分泌されるホルモンで、
血管や骨などを健康な状態に保ち、
コラーゲンの生成を促進することから美肌には大切なホルモンです。
最も多く分泌されるのは20代。
更年期になると徐々に分泌量は低下していきます。
ではエストロゲンだけ多くすれば美肌になるのか?
そううまくは行かないんですねえ。
あくまでエストロゲンと、
プロゲステロンがちゃんと分泌されることが大切になります。
でも閉経は避けられません。
より自然に近い形で美肌を目指すなら、
30代くらいから更年期を考え運動、
睡眠、
体のケアに目を向けることが大切になります。
美容医療で、
お金を使えば多くの問題は解決できますが、
それができる人ばかりではないのが現実です。
皆さま是非女性ホルモンとうまく付き合い美肌を目指してくださいね。
美容鍼にご興味のある方はぜひご予約下さい。



女性の体の謎 月経前症候群と更年期のメカニズムの違い

2023.08.31
女性の体の謎 月経前症候群と更年期のメカニズムの違い
これ意外と知られていないのでなにかの参考にしてください。
まず女性ホルモン
女性ホルモンは、エストロゲンと、
プロゲステロンという2つのホルモンがあります。
エストロゲンは、
生理開始から排卵日まで出て、
プロゲステロンは、
排卵日以降生理まで出ます。
エストロゲンが急激に減ることで、
体に色々な不快症状が出るのが更年期。
エストロゲンと、
プロゲステロンのバランスがおかしくなり、
生理前10日くらいから体に色々な不快症状が出て、
整理が始まると嘘のように症状が消えるのが月経前症候群です。
ここでポイント
月経前症候群でも、
更年期でも、
いらいら、
やる気が出ない、
物忘れがひどくなる、
不安感が強くなる、、
など似ている症状があるんです。
でもそれぞれメカニズムが違うんです。
女性ホルモンが問題ですが、
更年期は→
エストロゲンの急激な低下。
月経前症候群は→
2つの女性ホルモンのアンバランスなんです。
こういったことは西洋医学の進歩によりわかったんです。
ですから病院での検査は大切なんです。
で話を戻しますが、
更年期と、
月経前症候群では薬も同じだったり、
違ったりするんです。
その症状により薬が出ますが、
ここに鍼灸と、
生活改善を+することで薬の反応性を高めたり、
副作用を弱めたりする効果も期待できます。
実際に当院では、
今まで薬だけの処置をされていた方が、
鍼灸と、
生活改善を+したことにより、
いろいろな良い変化が見られました。
現段階でわかっていることは、
更年期の症状緩和は難しい。
でもきついのは長くても10年です。
月経前症候群は薬と併用することで改善が早い。
という事です。
不妊治療はとても奥が深く誰にもゴールが見えない。
女性の体はともかく奥が深いんです。
不妊治療の謎、
女性の体の謎。
これは私の鍼灸人生の永遠の課題です。
この2つの謎解きに今後も励んでいきますのでお楽しみに。



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