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顎関節症が改善。

2023.10.22
顎関節症が改善。
こちらは70代前半の女性で顎関節の痛みで来院。
歯医者に通院中ですが、
歯医者の方で顎関節の痛みに対し何も処置をしてもらえないと訴え来院。
通常は何らかの処置をしてもらえるのですが、
この方は何もしてもらえず、
2ヶ月ほど顎関節の痛み、
口の開けに草にお悩みでした。
知り合いの紹介で来院されましたが、
顎関節症の痛みはさほどではないのですが、
歯医者での処置の時に口を長く開けていると大変とのこと。
施術前にどのような違和感があるのか?
痛みはどれくらいか?
などをよく聞いて施術開始。
鍼は初めて。
顎関節への処置とともに、
口が開けやすくなるように表情筋への鍼も+です。
施術語痛み、
違和感を見てもらうと不思議そうな顔で、
え?さっきよりもだいぶ口が開けやすいし、
痛みがないです。
これが鍼麻酔効果です。
施術後、
簡単な口の運動を教え施術終了。
1週間後に再来院。
だいぶ口が開けやすくなり、
痛みはもうないとのこと。
肩こりもあるので今回は肩こりもお願いしたいということでした。
顎関節症は、
適切な鍼灸がとても効果的です。
ポイントは適切に鍼麻酔効果を出せるかどうか?
です。
顎関節症でお悩みの方はぜひご予約ください。

更年期になると手指の痛みが生じることがありますが、それは女性ホルモンの減少が原因かも?

2023.10.16
更年期になると手指の痛みが生じることがありますが、それは女性ホルモンの減少が原因かも?
「更年期の頃から、
手の指がこわばったり、
関節部分が腫れたり、
痛くなったり、
物を持ちづらくなったり、
曲がったりするようになった」。
そんな話を聞いたことがある人は多いかもしれません。
特にこの症状は女性に多いと言われています。
女性ホルモンには、
エストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。
このうち女性の健康に大きく関与しているエストロゲンは、
の分泌量は、
ライフステージによって大きく変化すると言われています。
思春期に急増し、
20~45歳くらいの性成熟期を経て、
更年期(閉経の前後5年間)になると急速に減少していきます。

 
エストロゲンが急激に減少する更年期に起こるのが、
更年期障害です。
顔のほてり、
過度の発汗、
イライラなどの症状がよく知られていますが、
手指の不調が起こることはあまり知られていないんです。
 
「エストロゲンには、
さまざまな組織を滑らかに保つという作用があります。
そのため、
エストロゲンが減少すると、
筋肉と骨とを結びつけている腱、
その腱を包み込んでいる腱鞘(けんしょう)、
関節を覆う滑膜、
軟骨などが硬くなってしまいます。
その結果、
炎症が起きやすくなります。
また、
更年期だけでなく、
妊娠・授乳中も手指がこわばったり、
腱鞘炎になったりしやすいです。
これも妊娠・授乳に伴って一時的にエストロゲンの分泌が減ってしまうためです。
当院でも他の症状で来院され、
上記の症状が鍼灸でよくならないか?
とよく聞かれます。
以前の投稿でも書きましたが、
このような場合に女性ホルモンの現象が絡んでいることが多いです。
特にエストロゲンの減少です。
ですので当院では、
上記の症状を発症してあまり期間が過ぎていない場合、
できるだけ早くに産婦人科に受信するようにおすすめします。
産婦人科で検査をすれば、
エストロゲンが減少しているかどうか?
はわかります。
それにより適切な薬が処方されることがあります。
但し他の病気との兼ね合い、
程度により薬が出ない場合もあります。
そのような場合に、
■エストロゲンを補うサプリメント
として、
エストロゲンによく似た構造を持つ大豆イソフラボンの代謝物である
エクオール
のサプリがあり、
一定の効果があると言われています。
但しこれも症状が慢性化している場合はあまり効果がありません。
手指の関節が痛い、
こわばりが気になるという方は、
まずは産婦人科で診察を受け、
薬が出ない場合は、
サプリを試すのも一つの方法です。
又鍼灸と生活を整えることは、
症状が軽ければお薬と併用することで、
更なる相乗効果が期待できます。
なおこのようなときに、
マッサージ、
ただの電気治療はほとんど効果はありません。
あくまで適切な病院での処置が最優先です。

手指の関節が痛い、
こわばりが気になる方はぜひご予約下さい。

気になっていた顎関節症の痛みが楽になりました。

2023.10.13
気になっていた顎関節症の痛みが楽になりました。
こちらは初めてご来院の方です。
少し前から口を大きく開けると痛く、
通院されている歯医者に相談したところ様子を見てくださいと言われ、
なかなか痛みが亡くならないので知り合いの紹介でご来院です。
施術前にどれくらい口を開けると痛いか?
ご本人に確かめてもらい施術開始。
ある程度電気張り、
鍼で麻酔をかけもう一度口を開けて確認してもらいました。
この時点で痛みは消え、
麻酔がかかっているような ボワン とした感じだけ残っているとのこと。
これは適切に鍼麻酔効果が出ている状態なので様子を見てもらいました。
結局2回の施術で痛みは収まりました。
顎関節症は私の得意とする内容です。
顎関節症でお悩みの方はぜひご予約下さい。

顎関節症の痛みが楽になりました。

2023.09.28
顎関節症の痛みが楽になりました。
お客様からのお慶びの声です。
こちらは顎関節症で来院の女性です。
3日前から口を開けると、
右の耳の前側に痛みを感じてのご来院です。
いわゆる顎関節症です。
まずはどの程度口を開けると痛みが出るか?
ご本人様に確かめていただきます。
このときにわかりやすくするために、
指を立てに何本入るか?
という感じてみてもらいます。
今回は2本が限界でした。
注 正常では2本半から3本は入ります。
まずは電気鍼。
その後顎関節のハマっている付近に鍼で麻酔をかけます。
もう一度どの程度開けられるか?
ご本人様に確認していただきます。
この時点で先程より口は大きく開けられるようになりました。
もう一度ポイントで麻酔をかけていきます。
更に確認していただくと、
痛みは収まり、
麻酔が効いているような感じが残りました。
本人も驚いていました。
このように顎関節症の場合、
適切に鍼麻酔効果を引き出せば、
一回の施術でも痛みが軽くなります。
今回は発症後早かったので比較的簡単に痛みが収まりました。
慢性化している場合は、
回数がかかりますが改善は可能です。

ここでポイント
鍼麻酔効果は、
適切な鍼刺激により鎮痛効果を引き出す技術です。
特に急性期の痛みの処置として有効な方法です。
顎関節症でお困りの方はぜひご予約下さい。

関節痛から診た女性ホルモン。

2023.09.05
関節痛から診た女性ホルモン。
今回は関節痛と女性ホルモンとの関係についてのお話です。
一般的に女性は、
男性よりも関節痛を発症しやすいと言われています。
これは女性の方が筋肉がつきにくいのが大きな要因とされているからです。
そんな中、
40代前半から50代後半にかけての関節痛などでは、
病院で適切な痛みの処置を受けているのにも関わらず、
慢性化してしまうというケースも珍しくありません。
【40肩、
手首、
手の指先、
股関節痛など】
その一つの原因に、
エストロゲンの急激な減少があります。
加齢やエストロゲンの減少によって、
関節を支えている軟骨や筋肉の衰え、
関節内の水分減少、
更に血液の循環が悪くなったりすることによって関節痛が起こるといわれています。
ですのでどこかが痛くて、
整形外科に通院しているのにいまいち治りが悪いという方で、
生理前にいらいら、
疲労感が強くなる、
肩こりも生理前はきつくなる、
痛みも生理前のほうがきつくなるという方は、
産婦人科で一度検査を受け、
必要に応じてホルモン剤を処方してもらったほうがいい場合もあります。
産婦人科で血液検査をすれば、
エストロゲンが少ないかどうか?
はすぐに分かります。
これはあくまで更年期の世代のお話です。
ただ若くても生理が止まっている場合もこれと似たようなことが起こります。
とちらにしてもエストロゲンがあまり少ない場合は、
産婦人科の支持をまず聞くことも大切になります。
でここに適切な鍼灸、
漢方、
生活を見直すなどを+されるとそれまであまり改善しなかった関節痛の改善効果が、
期待できます。
ホルモン剤は痛みが収まったら外せばいいだけで、
ずっと使う必要もありません。
関節痛は慢性化して、
関節が変形してからではもとに戻すことが難しくなります。
ですから早い段階から適切な処置を受けられることをおすすめします。
女性の関節痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。


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