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不妊治療成功の切り札 卵子提供
2025.11.06
不妊治療成功の切り札 卵子提供
昨年40代の出産率が初めて20代を超えました。
一昔前のように20代での結婚数が激減し、
晩婚化の影響で40代での出産が増えたのが一番の原因と言われています。
結婚に対する価値観が変わってきてしまったのは仕方ないのですが、
子供を授かるという角度から考えるとなかなか難しい問題が残ってしまいます。
この先少子化には歯止めがかかりそうもないですし、
少子化になれば経済が回らなくなり、
社会保障も今のようには受けれなくなります。
政府が本腰を入れて少子化対策を考えなければ今の医療保険制度、
介護保険制度も現実的に維持はできなくなります。
そんな中下記のニュースがリリースされました。
以下 デイリー新潮より
「移植1回で約450万」「数千万円かけても妊娠しない」 それでも「卵子提供」で“
台湾”に渡る夫婦が後を絶たない深刻な理由
11月6日 木曜日 6時13分配信
デイリー新潮
不妊治療のなかでも「最後の砦」として注目される「卵子提供」。先ごろ、基準の
厳しい日本での卵子提供を実質的に緩和する「特定生殖補助医療法案」が参院に提出
され、不妊に悩む患者たちは沸き立った。しかし、対象夫婦が法律婚に限定されるな
どとして野党から猛反発を受け、最終的に廃案となった。近年、国内では卵子提供が
難しいとあって台湾へ渡航する患者が後を絶たず、その費用負担の大きさが問題視さ
れている。この事態を受けて、セントマザー産婦人科医院の田中温氏をはじめとした
有志の医師たちは新たな団体「CREMED(医療としての卵子提供を推進する生殖医療専
門医の会)」を立ち上げたという。田中氏に団体を立ち上げた意図や日本における「
卵子提供」の問題点を聞いた。
日本は世界でも有数の「不妊治療大国」です。例えば、日本における体外受精の実
施数は年間で約60万件。カップル当たりの件数でみると、アメリカの2倍、欧州諸国
を全部合わせた件数よりも多い。件数に応じて体外受精の技術も世界トップレベルで
す。
それでは成功率はきっとトップクラスだと期待されますが、実際には中間程度と低
くなっています。この原因は日本は高度生殖医療を受ける患者さんの平均年齢が約40
歳で、世界で最も高年齢で10年程遅くなっている点であります。この結果、日本は体
外受精の技術と件数は世界トップにもかかわらず成功率は低下しているのが現状です
。
日本の生殖医療では、患者さんの平均年齢が40歳以上と高齢であることが多く、第
三者から卵子の提供を受ける「卵子提供」は、“体外受精が成功しない場合”や、“
染色体異常が原因と考えられる卵巣機能不全”、“遺伝子異常が原因と考えられる先
天性の若年性卵巣機能不全”、さらには“重症子宮内膜症や卵巣摘出などで卵子をつ
くることができない”といった方にとって、まさに不妊治療の「最後の砦」です。
この卵子提供
日本ではなかなか前に進まないんですね。
不妊治療において最大の争点は卵の質です。
もっというと染色体異常がない卵ができるかどうか?
にかかっています。
染色体異常がない卵のことを白の卵と言いますが、
現在この診断を受ける施設が増えているのですが、
この診断を受けると保険適応外になるためになかなかこの診断を受けれないというのが現状です。
ただあくまで診断ですので白の卵がどうしたらできるか?
これはまだ解明されていません。
そうなると卵子の質という卵の前の段階に目が向けられます。
基本的に卵子は女性の年齢が若いほど染色体異常がない卵ができやすいのは事実です。
こうなると体外受精に進みなかなか結果が出ない場合卵子提供という問題がクリアーできると結果がなかなか出ないという人たちにもチャンスが回ってくる確率がかなり高くなります。
海外ではこの卵子提供に大使一定の対価を支払い募集をしている国が多いんですね。
でも日本は卵子提供に対価を支払うというのはナンセンスという考えが根強いのが現状です。
皆さんも考えてみてくださいね。
どうしても子供がほしいと思ってもなかなかできない人の立場になったら、
この卵子提供は一定の対価を要しても
いいのではないか?
と思いませんか?
もっと言うのなら代理母出産も同じように一定の対価を支払い協力してくださる方の手を借りるのもいいと私は思います。
これは不妊治療に携わり多くの方を診てくるとそう思わずに入られなくなるんですね。
うまく行かないほうが多いのが不妊治療です。
だからこそ確率が上がることでまま、
パパになれる方が増えるのであればいろいろな人の手を借りれるような社会づくりが大切と思います。
この投稿を読まれている方の中には、
もうこづくりとは無関係という方もいらっしゃると思いますが、
皆様の子供、
知り合いの子供さんが不妊治療で悩まれたときにその一人でも多くの方が救われるような社会になってほしいと思ってくださいね。
私も今後も一人でも多くの嬉しい報告をいただけるように最新の不妊治療の情報を取得しつつ施術に励んでいきたいと思います。
2025.11.06
不妊治療成功の切り札 卵子提供昨年40代の出産率が初めて20代を超えました。
一昔前のように20代での結婚数が激減し、
晩婚化の影響で40代での出産が増えたのが一番の原因と言われています。
結婚に対する価値観が変わってきてしまったのは仕方ないのですが、
子供を授かるという角度から考えるとなかなか難しい問題が残ってしまいます。
この先少子化には歯止めがかかりそうもないですし、
少子化になれば経済が回らなくなり、
社会保障も今のようには受けれなくなります。
政府が本腰を入れて少子化対策を考えなければ今の医療保険制度、
介護保険制度も現実的に維持はできなくなります。
そんな中下記のニュースがリリースされました。
以下 デイリー新潮より
「移植1回で約450万」「数千万円かけても妊娠しない」 それでも「卵子提供」で“
台湾”に渡る夫婦が後を絶たない深刻な理由
11月6日 木曜日 6時13分配信
デイリー新潮
不妊治療のなかでも「最後の砦」として注目される「卵子提供」。先ごろ、基準の
厳しい日本での卵子提供を実質的に緩和する「特定生殖補助医療法案」が参院に提出
され、不妊に悩む患者たちは沸き立った。しかし、対象夫婦が法律婚に限定されるな
どとして野党から猛反発を受け、最終的に廃案となった。近年、国内では卵子提供が
難しいとあって台湾へ渡航する患者が後を絶たず、その費用負担の大きさが問題視さ
れている。この事態を受けて、セントマザー産婦人科医院の田中温氏をはじめとした
有志の医師たちは新たな団体「CREMED(医療としての卵子提供を推進する生殖医療専
門医の会)」を立ち上げたという。田中氏に団体を立ち上げた意図や日本における「
卵子提供」の問題点を聞いた。
日本は世界でも有数の「不妊治療大国」です。例えば、日本における体外受精の実
施数は年間で約60万件。カップル当たりの件数でみると、アメリカの2倍、欧州諸国
を全部合わせた件数よりも多い。件数に応じて体外受精の技術も世界トップレベルで
す。
それでは成功率はきっとトップクラスだと期待されますが、実際には中間程度と低
くなっています。この原因は日本は高度生殖医療を受ける患者さんの平均年齢が約40
歳で、世界で最も高年齢で10年程遅くなっている点であります。この結果、日本は体
外受精の技術と件数は世界トップにもかかわらず成功率は低下しているのが現状です
。
日本の生殖医療では、患者さんの平均年齢が40歳以上と高齢であることが多く、第
三者から卵子の提供を受ける「卵子提供」は、“体外受精が成功しない場合”や、“
染色体異常が原因と考えられる卵巣機能不全”、“遺伝子異常が原因と考えられる先
天性の若年性卵巣機能不全”、さらには“重症子宮内膜症や卵巣摘出などで卵子をつ
くることができない”といった方にとって、まさに不妊治療の「最後の砦」です。
この卵子提供
日本ではなかなか前に進まないんですね。
不妊治療において最大の争点は卵の質です。
もっというと染色体異常がない卵ができるかどうか?
にかかっています。
染色体異常がない卵のことを白の卵と言いますが、
現在この診断を受ける施設が増えているのですが、
この診断を受けると保険適応外になるためになかなかこの診断を受けれないというのが現状です。
ただあくまで診断ですので白の卵がどうしたらできるか?
これはまだ解明されていません。
そうなると卵子の質という卵の前の段階に目が向けられます。
基本的に卵子は女性の年齢が若いほど染色体異常がない卵ができやすいのは事実です。
こうなると体外受精に進みなかなか結果が出ない場合卵子提供という問題がクリアーできると結果がなかなか出ないという人たちにもチャンスが回ってくる確率がかなり高くなります。
海外ではこの卵子提供に大使一定の対価を支払い募集をしている国が多いんですね。
でも日本は卵子提供に対価を支払うというのはナンセンスという考えが根強いのが現状です。
皆さんも考えてみてくださいね。
どうしても子供がほしいと思ってもなかなかできない人の立場になったら、
この卵子提供は一定の対価を要しても
いいのではないか?
と思いませんか?
もっと言うのなら代理母出産も同じように一定の対価を支払い協力してくださる方の手を借りるのもいいと私は思います。
これは不妊治療に携わり多くの方を診てくるとそう思わずに入られなくなるんですね。
うまく行かないほうが多いのが不妊治療です。
だからこそ確率が上がることでまま、
パパになれる方が増えるのであればいろいろな人の手を借りれるような社会づくりが大切と思います。
この投稿を読まれている方の中には、
もうこづくりとは無関係という方もいらっしゃると思いますが、
皆様の子供、
知り合いの子供さんが不妊治療で悩まれたときにその一人でも多くの方が救われるような社会になってほしいと思ってくださいね。
私も今後も一人でも多くの嬉しい報告をいただけるように最新の不妊治療の情報を取得しつつ施術に励んでいきたいと思います。