全盲の院長が、音声ソフトを使用して更新しております。
誤字脱字があるかと思いますが、ご了承お願いいたします。
不妊治療 流産でお悩みの方へ③ 前回からの続き
2023.08.10
不妊治療 流産でお悩みの方へ③ 前回からの続き
着床前診断の是非については色々見解が分かれます。
では私がなぜ着床前診断を推奨しているか?
これは今から数年前に、
私が仲良くさせていただいている不妊専門病院で、
ある時期だけ着床前診断を行っていてくれた時期がありました。
このときに当院に通院中の方で、
なかなか結果が出ない、
これから体外受精に進むという方にこちらの病院をご紹介させていただきました。
その方たちは、
結果的に着床前診断を受け、
白の卵を移植された場合、
通常の胚盤胞移植に比べ、
かなり高い確率で妊娠、
継続に至りました。
10→20→30人と白の卵の移植の方が増えた結果、
当時は当院の患者様で白の卵を移植された方がかなり高い確率でママになられました。
但し、これは30人ほどの結果ですので、
分母が増えると分子も変わってくると思われます。
と言うのは、
一般的には白の卵を移植した場合の成功率は、
6.7割と言われています。
流産率は、
1.2割です。
一般的な成功率と、
当院の患者様の成功率に開きがあるのは、
1 鍼灸の効果、
2 生活改善、
3 着床前診断を行っていた病院の適切な投薬コントロール
などが考えられます。
3についてはまた別の投稿でお話します。
3は結構大事なんです。
但し上記に書いたとおり、
分母が増えると変わる可能性もあります。
ここでポイント
医療の世界では特にこの
分母
がある一定数の数でないとその効果は認められません。
これが
エビデンス
ということになります。
例 20人の肝臓病の方にある薬を出しました。
5人に効果が認められました。
この場合
有効性は、
四分の一なので25%になります。
で→は100人で5人に効果がありました。
この場合は、
5%です。
このように分母が変わると結果が変わるということは、
実はよくある話なんです。
ですから医療の世界では基本的に
分母は1000以上ないとデーターとしてはあまり認められません。
これは確率論から考えると正しい見方なんですね。
よくテレビなどの医療系番組で、
10.20人に対しこのような効果がありました。
とやっていますよね。
これは上記のことから考えると信憑性は低いということになります。
ですからテロップには、
賞状が気になる方は専門の医療機関を受信して下さい
と出るんですね。
話を戻します。
当院では今までに数多くの体外受精の方が、
病院の処置だけで結果が出ないために、
鍼灸、
生活改善を組み合わせ無事にママになられたという事実があります。
ですが、
通常の採卵、
移植との組み合わせの成功率は、
病院だけの処置よりは少し+になります。
当院は2008年から不妊治療に携わっていますので、
鍼灸院レベルとしてはかなり多くの方の施術に携わりました。
数多くの不妊治療の方を診れば見るホと、
うまく行かないことが多いという壁にぶつかります。
ではどうやってその壁を登るか?
これには正しい情報と、
知識が必要になります。
いつも私が投稿に書いている3つの要素です。
これに鍼灸、
生活の見直しなどを+してなんとかして、
患者様とままになるという壁を登ろうともがいております。
私達鍼灸師が忘れてはいけないのが、
1 不妊治療はあくまで腕のいい病院での処置に+することが最大の効果を発揮する、
2 不妊治療は鍼灸だけでは難しい問題がある、
ということと私は思います。
流産でお悩みの方が一人でも多くままに慣れますよう心より願います。
不妊治療でお悩みの方はぜひご予約下さい。
2023.08.10
着床前診断の是非については色々見解が分かれます。
では私がなぜ着床前診断を推奨しているか?
これは今から数年前に、
私が仲良くさせていただいている不妊専門病院で、
ある時期だけ着床前診断を行っていてくれた時期がありました。
このときに当院に通院中の方で、
なかなか結果が出ない、
これから体外受精に進むという方にこちらの病院をご紹介させていただきました。
その方たちは、
結果的に着床前診断を受け、
白の卵を移植された場合、
通常の胚盤胞移植に比べ、
かなり高い確率で妊娠、
継続に至りました。
10→20→30人と白の卵の移植の方が増えた結果、
当時は当院の患者様で白の卵を移植された方がかなり高い確率でママになられました。
但し、これは30人ほどの結果ですので、
分母が増えると分子も変わってくると思われます。
と言うのは、
一般的には白の卵を移植した場合の成功率は、
6.7割と言われています。
流産率は、
1.2割です。
一般的な成功率と、
当院の患者様の成功率に開きがあるのは、
1 鍼灸の効果、
2 生活改善、
3 着床前診断を行っていた病院の適切な投薬コントロール
などが考えられます。
3についてはまた別の投稿でお話します。
3は結構大事なんです。
但し上記に書いたとおり、
分母が増えると変わる可能性もあります。
ここでポイント
医療の世界では特にこの
分母
がある一定数の数でないとその効果は認められません。
これが
エビデンス
ということになります。
例 20人の肝臓病の方にある薬を出しました。
5人に効果が認められました。
この場合
有効性は、
四分の一なので25%になります。
で→は100人で5人に効果がありました。
この場合は、
5%です。
このように分母が変わると結果が変わるということは、
実はよくある話なんです。
ですから医療の世界では基本的に
分母は1000以上ないとデーターとしてはあまり認められません。
これは確率論から考えると正しい見方なんですね。
よくテレビなどの医療系番組で、
10.20人に対しこのような効果がありました。
とやっていますよね。
これは上記のことから考えると信憑性は低いということになります。
ですからテロップには、
賞状が気になる方は専門の医療機関を受信して下さい
と出るんですね。
話を戻します。
当院では今までに数多くの体外受精の方が、
病院の処置だけで結果が出ないために、
鍼灸、
生活改善を組み合わせ無事にママになられたという事実があります。
ですが、
通常の採卵、
移植との組み合わせの成功率は、
病院だけの処置よりは少し+になります。
当院は2008年から不妊治療に携わっていますので、
鍼灸院レベルとしてはかなり多くの方の施術に携わりました。
数多くの不妊治療の方を診れば見るホと、
うまく行かないことが多いという壁にぶつかります。
ではどうやってその壁を登るか?
これには正しい情報と、
知識が必要になります。
いつも私が投稿に書いている3つの要素です。
これに鍼灸、
生活の見直しなどを+してなんとかして、
患者様とままになるという壁を登ろうともがいております。
私達鍼灸師が忘れてはいけないのが、
1 不妊治療はあくまで腕のいい病院での処置に+することが最大の効果を発揮する、
2 不妊治療は鍼灸だけでは難しい問題がある、
ということと私は思います。
流産でお悩みの方が一人でも多くままに慣れますよう心より願います。
不妊治療でお悩みの方はぜひご予約下さい。