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生理痛の改善 20代後半の女性

2023.07.07
生理痛の改善 20代後半の女性
お客様からのお慶びの声です。
こちらは生理痛がひどく、肩こり、足の冷えなどもある方です。
数年前から生理痛がひどく毎回生理時に痛み止めの薬を何回か使われるという方でした。
病院では異常がないとのこと。
一時ピルを使ったみたいですが、
気持ち悪くなるそうで中止。
毎回痛み止めで対処しているとのこと。
こういうケースはよくあります。
以下問診。
私 生理時の出血は多いですか?
お客様 多いです。
私 生理周期の乱れは?
お客様 特にないです。
私 主にどこが痛いですか?
お客様 お腹。
私 生理前になるとなにか不快症状がありますか?
お客様 胸の張りと、下腹の重さ、体がだるい、、
上記のことから、
ホルモンのアンバランスが考えられます。
鍼灸施術としては、
全身調整、足の冷え、肩こり、
今回は胸の張りも気になるので胸、背中にも鍼を施しました。
又、生活も見直していただきました。
施術頻度は、
月に2.3回程度。
その時時でお顔の鍼も希望されました。
鍼灸を初めて2回めの生理から薬の量が減りだし、
胸の張りも気にならなくなり、
3回目は痛み止めは一回、
4回目以降は痛み止めは使うときと使わない時があるようになりました。
現在は月に1.2回のご来院です。
生活が不規則になると生理痛が多少強くなるそうですが、
自分でもわかっているので気をつけているそうです。
今回はピルを飲んでいて、
副作用が出ていたので本人の希望もありピルはなしでの施術です。
但し、ピルを飲んでも副作用が出ない方はピルも選択肢の一つになります。
又、子宮内膜症、筋腫などが原因の場合は、
産婦人科の薬と併用が望ましいです。
原因不明の場合は、
鍼灸と生活の見直しで改善が多く見られます。
漢方薬も本人に合えば効果があります。
基本的に生理時に痛み止めを1.2回程度なら問題はないです。
今回の場合鍼灸を始めてから生理時の出血量も少し減ったとも言われました。
これはよくある話で、
こういう説明になります。
生理時の痛みは→
低温期に出るホルモンにより子宮内膜が作られる→
その内膜が剥がれるのが生理→
その時に神経を触ると発症するのが生理痛
と考えられています。
基本的に生理時の出血量が多いと痛みが出やすく、
出血量が普通でも内幕が剥がれる時に毎回お腹に分布している神経を刺激すると、
生理痛がひどくなりやすいです。
又不妊治療中で薬を多く使った月などは生理痛が強いときが多いのは、
ホルモン剤による影響です。
と言うことで
生理痛がひどい場合は、
いろいろな選択肢があります。
痛みが続く場合は病院には一度は行って下さい。
子宮内膜症、筋腫、その他の原因は病院でないとわかりませんから。
生理痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。

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