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顔面神経麻痺の改善

2023.07.04
顔面神経麻痺の改善
お客様からのお慶びの声です。
こちらの方は、右側の末梢性の顔面神経麻痺で来院された方です。
顔面神経麻痺は中枢性と末梢性に別れます。
鍼灸の対照は、
基本的に末梢性です。
賞状としては、
涙がよく出る、
まぶたがしっかり閉じない、
頬の筋肉の動きが悪い、
うがいをすると水が溢れる、
口笛を老けない、
舌の味覚異常、
その他です。
当院では顔面神経麻痺載せ術は定期的に行っているためこのような
賞状はよくある症状の一つです。
発症後三週間経過。
そのご来院。
来院時には、病院でのステロイド治療も終わり薬は血流改善の薬のみでした。
このような場合には、
電気鍼は行わず、
症状が出ている場所に対しての鍼施術がメインになります。
今回の場合は、
目の周り、頬の筋肉、口周り、首、肩、頭などが中心になります。
施術の間隔は週に一度程度。
施術開始7.8回目からだんだん変化が実感できるようになりました。
最初は、
涙が頻繁に出なくなり、
まぶたがしっかり閉じれる量になり、
うがいをしても水が溢れなくなり、
だんだん頬の筋肉も動くようになりました。
最終的には24回の施術で、9割ほど改善しました。
こちらの方はラッキーな方で、
発症後すぐに病院に行かれても麻痺が残るという方はある一定数いらっしゃいます。
ではどのような場合に麻痺が残りやすいか?
これはわかりにくいです。
例えば発症後にほぼ顔の動きがなくなった方でも、
麻痺が残らない方は残らないですし、
部分的な麻痺だけ発症された方でも麻痺が残る方は残ります。
という厄介な病気です。
麻痺が残ったらどうすればいいか?
どうしても気になる場合は、
形成外科、美容医療での手術です。
発症時の注意点は、
ともかく顔がしびれる、舌がしびれる、
顔の動きが変と思ったらすぐに病院に行って下さい。
耳鼻科、神経内科です。
土、日なら迷わず救急に行って下さい。
末梢性の顔面神経麻痺は最初の処置が勝負で、
発症後すぐにステロイドを使わないと回復があまり良くないです。
中枢性は別です。
ですからすぐに病院に行かれて下さい。
鍼灸は基本的に医師の許可が出てからになります。
顔面神経麻痺はケースバイケースで、
手術をした方が改善が早い場合もあります。
但し手術は発症後1-2ヶ月以内でないとあまり効果が期待できません。
この判断はあくまで通院している医師の判断によります。
最近では以前よりも積極的に手術を行う病院も増えてきましたが、
その多くは大都市圏に限られます。
当院では鍼灸以外にも、
自分で行えるリハビリもお教えします。
このリハビリも医師の許可が出てからの方がいいです。
これはリハビリを始めるタイミングが早すぎると
 病的共同運動 
という後遺症につながるからです。
詳細は来院時にお話します。
鍼灸の効果としては、
血流改善、
神経の再生を助ける、
結果として麻痺している筋肉の動きが回復する
などです。
鍼灸も早い段階から行わないと改善効果があまり期待できません。
顔面神経麻痺でお悩みの方はぜひご予約下さい。

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