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全盲者の五回あるある 白状

2022.12.17
全盲者の五回あるある 白状
今回は白状についてです
この薄情見えない人が使っていると思われていますがそうでもないんです
外を歩く時に危ないくらいの視力、全盲、昼間は見えるけど夜は見にくい、少しは見えているけどぶつかった時に相手に見えにくいということをアピールするため
などの人が使っています
因みに私は光も見えません
でたまに
この前白い杖を持っている人がすごく早く歩いていたけどあんなに早く歩けるの?
ということを聞かれます
おそらくかなり見えています
と言うのは、本当に見えない場合あまり早く歩くとぶつかるので基本的には全盲車は早くは歩きません
私は場所により使い分けますが、そういう人はごくごく一部です
たまに駅で電車が来て急いで走ることがありますが、これは良くないんです^^;
と言うのはたまに前を歩いている人にぶつかるからです
つい見えている時に戻りたまにやってしまいますが、ぶつかられた方はびっくりしますよねえ?
おまけにこんなにづ歌いのでかい男がそこにいたら恐怖しかないですよねえ?
で市役所の人がたまに点字ブロックもあるから全盲の人でも大丈夫です
と簡単に言いますが、点字ブロックはよく途中途中で切れているので見えている人が思うほど簡単ではないんです
この薄情折りたたみ式とそうでないものがありますが結構簡単に折れます
私はもう14本くらい追っています^^;
どうすると折れるか?
車、自転車とぶつかったり凸凹している段差とお腹の間で簡単に折れます
渡しの場合ほとんど凸凹の道で追っています
この凸凹も少しの段差で白状が引っかかり私のお腹とサンドイッチで簡単に折れるんです
でもこの白杖があると全盲者は助かるんです
じゃあ見えづらくなったら皆仕えばいいのに
と思われるかもしれませんが中途失明の場合これが皆さん抵抗があるんです
やはり自分が障がい者ということを皆に知られたくないんです
ですから中途視覚障害の場合ある程度視力が落ちても白状を持たない人は結構多いんです
ではどのタイミングで持つのか?
白杖無しで歩いて何回か怖い思いをして初めて持つんです
一回二回程度では持たない人のほうが多いです
数回くらい怖い思いをしないと持ちたくないんですねえ
障害を受け入れるということはそういうことなんです
外を歩いていて怖いのが以前投稿にも書きましたが、車が停止している、点字ブロックの上での話し、点字ブロックの上に荷物をおいて話している、点字ブロックの上に自転車が停まっている
などです
普段なにもないところに何かがおいてあれば当然ぶつかるのでこれはまあ怖いんです
世の中ひどいもんで静岡の盲学校の横のお店はしょっちゅう点字ブロックの上に来るまとめていたんです
盲学校のすぐ横ですよ
そしてその先の天神屋の倉庫の前も同じでした
世の中こんなもんなんです
後いきなり自転車で抜かれた時、大きいクラクションを鳴らされた時、そしていきなり近づいて声をかけられるときです
私はほぼ毎日これなんですが、これマジでびっくりするのでやめてほしいです
少し離れた場所から
すみません
といって近づいてきてくれればいいんです
でもいきなり声をかけられると脅かされたのと同じなのでちょうびっくりするんです
皆さんぜひご注意くださいね
それからこれ皆さんにお願いです
歩いていていきなり腕を組む人がいますが、これもだめです
逆の立場ならどうか?
あんまり気持ちがいい門ではないですよね?
できたら
大丈夫ですか?どうしたらいいですか?
と訪ねてくださいね
人により肩を借りたい人、腕を持ちたい人に別れます
私は肩を借りるのですが、これは背が高いからなんです
女性は腕を持つほうがいいそうです
これは背が低い人が多いからなんです
ここらはJRはしっかりしていて必ず
駅員です 大丈夫ですか?なにかお手伝いしましょうか?
と聞いてくれます
たまに何も言わない人がいますが、駅員なら駅員と言ってくれたほうが安心します
以前おまわりさんに道で
大丈夫ですか?
と尋ねられ駅まで行く途中でしたので
大丈夫です
と伝えたら少しのあいだついてきたのでこちらから
警察官ですか?
と尋ねると
あそうです 言わないとわからないですよねえ?
と答えられましたが、言われなければわからないのでそういう職業の方はちゃんと名乗ってくださいね
それからバス、電車などで開いている席を教えてくれる方がいますがそういう場合もできたら白状を持っている人から見て右、左、前ということで説明してください
できたら誘導してくれる方がいいのですが、電車、バスではそうもいかない場合も会いますので必ず白状をついている人から見てどちらかということで説明をお願いします
ここは統一しないと混乱するのでよろしくお願いしますね
で困るのが、そこそこそこの右、左
とか言われることです
これは困るのでご協力よろしくお願いしますね
意外と薄情持っていても開いている席教えてもらえないんです
盲導犬だと声をかけられるそうですが、白杖は皆さんの視界に入っていないらしくすぐ横の席が空いていても教えてもらえないことのほうが多いです

でこの前会ったんですが横断歩道を渡ろうとしたら女の人が
青ですよ
といってくれたので渡ったら逆の歩道を上がる時につまずきそうになったんです
段差が会ったんです
でその人が
危ないですから気をつけてください
といったんですね
危ないのなら先に行ってほしいです
ですので皆さん危ないなあと思ったら先に行ってくださいね
そうでないとこっちは見えていないのでわからないので
こんな感じで見えない人が外を歩くということは危険だらけなんです
でも外に出ないとつまらないので出るのですが、皆さんのちょっとしたご協力があると
もっともっと気楽に外に出ようという気持ちになります
ぜひ皆さん白状をついている人を見かけたら気軽に声をかけてくださいね
ただ一言
大丈夫ですか?
この一言をかけられると案外うれしいもんなんです
と言うのは
声をかけられた側は私のことを見てくれている
イコール困った時には声をかければいいんだ
と思えるからです
私は今後今まで以上にいろいろなところでこのことを伝えていこうと思っています
柔道に稽古に行けば、子どもたちに誘導を頼み視覚障害者の誘導の仕方を教えています
そうすることで子どもたちが今度は駅、町中で視覚障害者を見かけた時に抵抗なく声をかけられるようになるからです
このような和を広げることが障害者が気楽に社会参加できる環境整備の第一歩と思うからです
実際今まで一緒に稽古をした子どもたちの中にはそういう子供たちが何人もいました
そしてその子達が声をかけるという姿を見てその子の友達もそういう事ができるようになれば声掛けの輪はどんどん広がります
子供だけでなく大人も同じです
私は今回の選挙に勝ちもっともっとこの輪を広げていきたいと思います
そして焼津市が全国で一番障害者が気楽に外に出れるような市に作り変えたいと思って
います

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