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生理痛がひどい③ 原因がはっきり特定される場合【筋腫、

2023.08.17
生理痛がひどい③ 原因がはっきり特定される場合【筋腫、
ポリープ、
子宮内膜症、
子宮腺筋症】
生理痛がひどく、
原因が特定される場合は、
病院での適切な処置と、
鍼灸、
漢方、
生活改善などを組み合わせる事で、
薬だけよりも痛みの緩和が期待できます。
内容により、
手術をすれば痛みから開放されるケースもありますので、
医師とよくご相談されることをおすすめいたします。
程度がそこまでひどくなければ、
鍼灸、
漢方、
生活改善を組み合わせることで痛みの緩和が期待できます。
生理痛の痛みの原因は、
プロスタグランジン
と言われる物質です。
 プロスタグランジン 
なんとなく聞いたことありませんか?
cmでも痛みのもととなる
プロスタグランジン
に作用、、
とかよく言っています。
色々な痛みに関与しているんですねえ。
で女性の場合、
排卵が起こり、
体が受精の準備を始めると、

子宮内膜からプロスタグランジンが作られます。
プロスタグランジンは、
子宮内膜がはがれ落ちるときに増加し、
子宮を収縮させて、
血液(経血)を押し出す働きがあります。
これがいわゆる生理痛です。
西洋医学的に考えると、
1 痛みが出たら痛み止め、
2 生理が始まる前に女性ホルモンを整えることで、
 プロスタグランジン 
の過剰分泌を抑えることで、
痛みの緩和を促すという事になります。
2については、
鍼灸、
漢方、
生活改善なども効果的になります。
よく西洋医学は対処療法、
東洋医学は予防医学と言われます。
予防という考えから、
病気になりにくい体を作る→
生活を整える
という考えになります。
漢方薬はこのの側面が強いですね。
鍼灸は、
実は慢性的なものだけでなく、
即効性があります。
ですから当院では、
ぎっくり腰、
寝違え、
顎関節症などの急性期の痛みの処置は得意です。
因みにプロスタグランジンは、
偏頭痛のときも悪さをするので、
女性に偏頭痛が多いと考えられています。
実際不妊治療中に偏頭痛が悪化されるケースが多いです。
これはホルモン剤の影響なので、
薬を使わなくなると改善されます。
よく聞かれる質問で、
ロキソニンとイブはどっちがいいんですか?
ロキソニンとイブでは、
ロキソニンのほうが効き目が強いと言われています。
ではどちらが胃に負担をかけるか?
理屈の上では、
同じみたいです。
ロキソニンのほうが、
胃に負担がかかるようなイメージですが、
成分から見ると同じ程度だそうです。
ただ私が臨床で感じるのは、
女性の偏頭痛は、
市販薬ならロキソニンよりも、
イブ、
イブクイックのほうが効果的のような気がします。
女性の体はともかく奥が深い。
ですが正しいアプローチをすればいろいろな症状の改善が期待できます。
生理痛、
頭痛、
その他痛みの改善では、
私は個人的には浅い鍼では効果は期待できないと考えています。
生理痛の改善を目的とするのなら、
下腹、
腰回り、
おしり、

などではある程度の深さまで鍼を入れ刺激を与えたほうが効果的です。
頭痛の改善なら、
首、m首、
肩、
内容によりこめかみ周囲などでも
それなりの深さが必要と思います。
因みにお顔の美容鍼では、
浅い葉理でも大丈夫です。
これは目的が違うので、
その目的に合った鍼施術が望ましいからなんです。
鍼施術は刺激療法なので、
目的に合わせて、
鍼の深さ、
刺激の程度、
本数などを調整すると治療の幅が広がります。
生理痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。

生理痛がひどい② PMS(月経前症候群)も併発。

2023.08.17
生理痛がひどい② PMS(月経前症候群)も併発。
生理痛のお話の続きです。
生理痛がひどい20、
30代の方の中には、
 PMS(月経前症候群) 
を併発されている方も少なくありません。
生理痛がひどいだけではこれに該当しませんが、
高温期になると、
イライラ、
胸が異常に張る、
生理前になると調子が悪い、
生理前になると体の不調が悪化する、、
上記のように、
排卵日以降、
生理前にいろいろな症状が悪化される、
あるいは整理が始まるとその症状が落ち着くと言う場合は、
 PMS(月経前症候群) 
も併発されていると考えられます。
病院では、
生理痛だけの方と、
 PMS(月経前症候群) 
を併発されている場合では、
薬が変わってきます。
漢方でも本来は変わります。
鍼灸ではどうか?
鍼灸では生理痛だけの場合、
 PMS(月経前症候群) 
がある場合多少使うツボが変わります。
但し今回もメインになるのは、
生活の見直しです。
当院にも
 PMS(月経前症候群) 
のしょうじょうでごらいいんされるかたがいらっしゃいますが、
やはり生活を見直される方のほうが改善が早いです。
女性ホルモンには、
エストロゲン、
プロゲステロン
のに種類があります。
 PMS(月経前症候群) 
は女性ホルモンのアンバランスから発症すると言われています。
これに対し、
更年期障害は
エストロゲンという女性ホルモンの減少の影響が一番多いです。
ですから
 PMS(月経前症候群) 
と更年期はちょっとメカニズムが違うんですねえ。
ですので使われる薬も違うんです。
でも生活を見直すことはそれぞれに効果的なんです。
但し一番改善が大変なのが、
更年期なんです。
更年期症状は人により、
軽い人、
重症な方がいらっしゃいます。
前回の投稿で書いたとおり、
若いうちから運動、
食事、
生活の乱れを気にして40代を迎えることである程度の予防効果が期待できます。
女性の場合、
男性と違い閉経ということを避けては通れません。
ですが40代を迎える前から、
体のケアを気にすることでより充実した40代を迎えることも可能になります。
近年女性のボディーメイクが注目されつつあります。
体を動かし、
食事もある程度気にし、
美を追求するということは非常に素晴らしいことです。
やはり適度な運動、
食事を気をつけるという事はよりよい健康な生活を送る早道になります。
生理痛、
PMS(月経前症候群)でお悩みの方はぜひご予約下さい。








生理痛から考える女性の体の内なる声。

2023.08.16
生理痛から考える女性の体の内なる声。
当院では女性の患者様が多いため
生理痛についての質問を多く受けます。
女性の中には、
整理時に違和感はあるけど、
あまり痛みは感じない、
毎回1.2回ほど痛み止めを飲む、
生理痛が結構ひどいので病院に通院している、、
などいろいろな方がいらっしゃいます。
生理痛はひどい場合は、
病院で検査を受け、
適切な薬を飲むことは大切です。
ではひどい生理痛は薬を飲めば治るのか?
残念ながら治らないものも多いです。
じゃあどうすればいいの?
と思いますよね。
ここで大切なのが、
運動習慣、
睡眠、
食事です。
上記に適切な鍼灸、
漢方などを併用されると西洋医学の薬だけよりも生理痛の緩和が期待できます。
あくまで適切な鍼灸、
漢方になります。
10代から始まる生理の問題。
ひどい生理痛を放置していると、
40代になり更年期症状がきつくなる方もいらっしゃいます。
日本人は中国人に比べ生理痛がひどい方が多いと言われています。
ではこの違いは何か?
色々あります。
そもそもの体質、
食事、
運動習慣、
健康に対する意識
など。
20.
30代は若さで女性ホルモンからくる不調を乗り越えられる方も多いのですが、
食事の乱れ、
運動習慣が少ない、
睡眠不足などは、
40代を迎えると体に色々な影響を与えます。
ですから若いうちから、
食事、
運動習慣、
睡眠不足などに気をつけ生活を送ることで、
更年期の予防につながると考えるのもごく自然の考えになります。
ある説では女性が一番充実する年代は60代以降と言われています。
これは閉経を迎え、
心身共に充実した状態になるからと言われています。
ですが、
その前に40代から始まる更年期という問題があります。
更年期症状は多岐にわたるため、
中にはいま出ている症状が更年期も関与しているとは、
思っていないということもよくあります。
それくらい更年期になるといろいろな症状に女性ホルモンは絡んできます。
例えば40肩。
これも更年期症状がある程度出ている場合、
治りが悪いです。
40代になったら頭痛がひどくなった。
これも更年期が絡んでいる方が多いです。
その他体の不調、
イライラ、
落ち込みなどでも
更年期は薬が聞きにくい傾向があります。
実際うつ病では、
女性の場合40代が一番発症率が高いと言われています。
上記のことから、
20.
30代で生理痛がある程度ひどい場合は、
生活を見直しつつ、
適切な処置を受けられることをおすすめいたします。
生理痛以外でも、
生理不順がひどい、
高温期になるとイライラする、
疲れやすい、
むくみやすい、
落ち込みやすいという症状が強い場合も生活を見直すことをおすすめいたします。
そのうえで、
適切な鍼灸、
漢方などをチョイスされるとなお心身の不調の改善に効果が期待できます。
生理痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。


生理痛の改善。

2023.08.15
生理痛の改善。
お客様からのお慶びの声です。
こちらは生理痛が酷くてご来院の方です。
病院で検査をしても原因不明という方でした。
当院に来られて、
鍼灸だけでなく、
生活改善にも積極的に向き合い施術4回ほどから改善が見られました。
これは当院に来られてから2回目の生理時の事です。
現在は月に1.
2回ほどのご来院ですが、
症状は安定されているとのことです。
このような場合施術のポイントは、
冷えの改善ではありません。
これよく聞かれるのですが、
女性の問題のすべてが
 足の冷え 
なんですか?
ということです。
皆様はどう思われますか?
私のインスタ投稿をご覧の方はご存知と思いますが、
何でもかんでも
 冷え 
が問題ではありません。
不妊、
生理痛、
生理不順の原因は多岐にわたります。
ですから生理痛が酷いイコール、
冷えの改善ではないということです。
当院では不妊治療を始めてから、
非常に多くの女性の方の施術をさせていただいております。
その中でわかったことが、
女性の特有のお体の不調の原因は、
 何でもかんでも冷えが原因ではない 
という事です。
生理痛でいうと順序としては、
1 産婦人科で診断を受ける。
2 病院で検査を行い、
原因不明の場合は、
鍼灸、
生活改善、
漢方
などが効果的になります。
体の中のことは、
病院で診断を受けないとわかりません。
生理痛がひどい場合考えられるのは、
1 筋腫
2 子宮内膜症、
3 ポリープ、
4 女性ホルモンの問題
などです。
ただこれらは病院で検査、
診断を受けなければ正確性にかけます。
病院で原因不明と言われた場合に、
上記の鍼灸、
生活改善、
漢方などが組み合わせにより効果を発揮します。
骨盤の歪みは関係はないです。
これは産婦人科医の先生も同じ意見になります。
理屈としては、
女性ホルモンは脳から分泌されるホルモンによって調節されています。
視床下部、
下垂体から影響を受けます。
鍼灸では刺激療法により、
薬では薬物によりこれらの調整を図ります。
又生活改善は、
自律神経の調整に+になります。
原因がはっきりとわかった場合、
筋腫、
ポリープ、
子宮内膜症
等の場合は適切な薬を併用すべきです。
原因不明と場合、
まず生理の出血量が多いか?
出血量は普通だけど、
生理1.
2日めだけ寝込んでしまう、
動けないくらい酷い
など状態をよくヒアリングする必要があります。
なお生理時に痛み止めを1.
2回ほど使うという場合は医学的には問題はないです。
基本的に生理痛がひどい場合、
生理時の出血量が多いです。
生理時の出血が多い場合考えられるのは、
1 子宮内幕が暑いということです。
子宮内膜は、
低温期に出るホルモンにより作られます。
ですので問題が低温期に出るホルモンの過剰分泌です。
ですから全身調整を目的の施術と、
生活改善をまず行い、
それでもだめなら漢方をされるといいです。
このやり方で多くの場合改善が見込めます。
2 生理時の出血は問題ない場合。
この場合は、
子宮内膜が剥がれるときに、
お腹、
腰、
足の神経
などを刺激するために痛みが酷くなると考えます。
こちらの場合も1同様、
鍼灸、
生活改善をまず行い様子をうかがいます。
1同様多くはこのやり方で改善されます。
あまり改善が見込めない場合は、
漢方を+されるといいです。
1.
2に共通して言えることが、
生活の見直しです。
よく歩き、
シャワーでなくお風呂に入り、
規則正しい生活を心がけるということです。
その上で鍼灸を+していかないとあまり効果は認められません。
逆に言うと、
上記のことを積極的に行うと改善効果は高いです。
ここでポイント
もう一度書きますが、
生理痛がひどい場合は、
まずは病院での検査、
診断が必要です。
その上で原因不明の場合鍼灸、
生活改善、
漢方などが効果的になります。
生理痛でお悩みの方はぜひご予約ください。


生理痛の改善 20代後半の女性

2023.07.07
生理痛の改善 20代後半の女性
お客様からのお慶びの声です。
こちらは生理痛がひどく、肩こり、足の冷えなどもある方です。
数年前から生理痛がひどく毎回生理時に痛み止めの薬を何回か使われるという方でした。
病院では異常がないとのこと。
一時ピルを使ったみたいですが、
気持ち悪くなるそうで中止。
毎回痛み止めで対処しているとのこと。
こういうケースはよくあります。
以下問診。
私 生理時の出血は多いですか?
お客様 多いです。
私 生理周期の乱れは?
お客様 特にないです。
私 主にどこが痛いですか?
お客様 お腹。
私 生理前になるとなにか不快症状がありますか?
お客様 胸の張りと、下腹の重さ、体がだるい、、
上記のことから、
ホルモンのアンバランスが考えられます。
鍼灸施術としては、
全身調整、足の冷え、肩こり、
今回は胸の張りも気になるので胸、背中にも鍼を施しました。
又、生活も見直していただきました。
施術頻度は、
月に2.3回程度。
その時時でお顔の鍼も希望されました。
鍼灸を初めて2回めの生理から薬の量が減りだし、
胸の張りも気にならなくなり、
3回目は痛み止めは一回、
4回目以降は痛み止めは使うときと使わない時があるようになりました。
現在は月に1.2回のご来院です。
生活が不規則になると生理痛が多少強くなるそうですが、
自分でもわかっているので気をつけているそうです。
今回はピルを飲んでいて、
副作用が出ていたので本人の希望もありピルはなしでの施術です。
但し、ピルを飲んでも副作用が出ない方はピルも選択肢の一つになります。
又、子宮内膜症、筋腫などが原因の場合は、
産婦人科の薬と併用が望ましいです。
原因不明の場合は、
鍼灸と生活の見直しで改善が多く見られます。
漢方薬も本人に合えば効果があります。
基本的に生理時に痛み止めを1.2回程度なら問題はないです。
今回の場合鍼灸を始めてから生理時の出血量も少し減ったとも言われました。
これはよくある話で、
こういう説明になります。
生理時の痛みは→
低温期に出るホルモンにより子宮内膜が作られる→
その内膜が剥がれるのが生理→
その時に神経を触ると発症するのが生理痛
と考えられています。
基本的に生理時の出血量が多いと痛みが出やすく、
出血量が普通でも内幕が剥がれる時に毎回お腹に分布している神経を刺激すると、
生理痛がひどくなりやすいです。
又不妊治療中で薬を多く使った月などは生理痛が強いときが多いのは、
ホルモン剤による影響です。
と言うことで
生理痛がひどい場合は、
いろいろな選択肢があります。
痛みが続く場合は病院には一度は行って下さい。
子宮内膜症、筋腫、その他の原因は病院でないとわかりませんから。
生理痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。
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