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女性ホルモンの調節 その鍵か?

2023.08.23
女性ホルモンの調節 その鍵か?
当院のように女性の患者様が多いとこの
 女性ホルモンの調節 
という問題を正確に捉えないと処置を間違えます。
女性ホルモンの調節には、
1 薬、
2 鍼灸、
3 生活のみなお足
などがあります。
1の中には、
西洋薬と漢方があり、
西洋薬は原因に対してのアプローチ、
漢方薬は症状に対してのアプローチになります。
2の鍼灸も、
大きい意味では漢方薬と同じになります。
3は1.2に+することで、
1.2だけよりもその効果が高まります。
当院にご来院される方でも結構誤解されている方が多いのですが、
女性ホルモンイコール卵巣での調整
という事です。
間違ってはいませんが、
正確には、
女性ホルモンの司令塔は、
間脳にある視床下部、
下垂体です。
ここから卵巣に信号が送られて、
女性ホルモンが分泌されます。
視床下部は、
自律神経系の中枢で調節、
体温調節、
本能行動、
及び怒りや不安などの調節を行っています。
下垂体は、
内分泌器官で数多くのホルモンを分泌しています。
視床下部と、
下垂体は
繋がっていて相互に作用しています。

薬、
鍼灸だけでなく、
生活を見直すとどうなるか?
例えば、
ウォーキング
ウォーキングの効果としては、
ストレス緩和、
疲労回復、
筋力維持、
食欲増進などからだにとって+のことばかりです。
更にいうと、
ただ歩くより、
早足歩きです。
人間は適度に体力的に疲れると、
ぐっすり寝ます。
逆にストレスが多いと睡眠が浅くなります。
室の良い睡眠の確保のためにも、
適度に体を疲れさせることが大切です。
鍼灸を受けられると、
少し疲れたり、
その日はよくねれたというお話をよく聞きます。
鍼灸による刺激により睡眠の質を上げるという作用です。
睡眠の質を上げることで間接的に、
視床下部、
下垂体に働きかけ、
自律神経系、
ホルモン調節を促します。
漢方薬は、
草、
木、
植物などから中止多成分により、
間接的に視床下部、
下垂体に働きかけます。
西洋薬は、
必要な成分だけ、
体に投与して直接原因に働きかけます。
このように、
西洋薬は、
直接的、
漢方、
鍼灸は間接的です。
生活改善も間接的ですが、
これらをうまく組み合わせると
女性ホルモンのちょうせつがより効果的になります。
上記のことを踏まえて女性の患者様の症状と向き合うと、
更年期以外の症状の緩和がある程度可能になります。
更年期はそうは簡単に症状が改善しないことも多いんです。
なぜか?
それだけ女性のお体には、
女性ホルモンが大切ということなんです。
薬で女性ホルモンを補えばいいんじゃあないか?
そんなに甘くはないんです。
あくまで自力で女性ホルモンが正常に分泌されることが大切なんです。
でも必ず閉経が起こります。
だからこそ閉経に向け、
体のケアが大切になります。
まだまだ謎多き女性ホルモン。
今後もその謎が解けるようにがんばりまあす
ではまた




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