お知らせ

全盲の院長が、音声ソフトを使用して更新しております。
誤字脱字があるかと思いますが、ご了承お願いいたします。

ぎっくり腰、寝違えと痛み止め

2023.06.01
ぎっくり腰、寝違えと痛み止め
当院にはぎっくり腰、寝違えの方が多く来院されます。
この時に痛み止めを飲まれていない方が結構いらっしゃいます。
理由は、
痛み止めを飲んでも効かない、
湿布でいいと思った
などです。
皆さんならどうしますか?
正解は、
まず痛み止めを飲むことです。
ひどい場合痛み止めを一つ飲んでもあまり変わらないことがあります。
でも痛み止めの中にはちゃんと炎症を抑える成分が入っているので、
まずは痛み止めを飲むことをお勧めします。
湿布はあまり効きません。
これは炎症を抑える成分は入っていますが筋肉の炎症を抑えるほどの効果がないからです。
試しにぎっくり腰の時に、
湿布を貼ってみても痛みは楽にはならないと思います。
スースーしますがそれだけです。
軽い痛みや、こっているときなどは気持ちがいいですが、
痛みが強い場合は知っ部でなく、痛み止めの飲み薬です。
鍼灸を受ける必要性は、
痛みを早く抑えたいかどうか?
です。
正確な鍼施術は、
急性の痛みを抑える効果があります。
但しこれは鍼がメインでないとだめです。
マッサージのおまけの鍼施術ではあまり効果が得られません。
一般的に鍼施術は、
慢性的なものにいいと思われていますが、
実は適切に施せば急性の痛みに非常に効果的です。
ただの電気、温めるのはどうか?
あまり意味がないです。
ですから病院では急性の痛みの場合、
電気、温熱療法は行いません。
当院では多くの場合、
鍼施術後に痛み止めを飲んでもらい、
程度がひどければ続けて予約を入れてもらいます。
この時に痛み止めと併用できる方は、
併用してもらうほうが痛みが収まるのが早いです。
アレルギーがあり、
痛み止めを飲めない場合は飲まなくても大丈夫です。
痛み止めは薬剤により炎症を鎮めるのに対し、
鍼施術は鍼刺激により、
脳内で炎症を抑える物質を作り痛みを抑えます。
ですから副作用は基本的にないんです。
鍼施術だけよりも、痛み止めと併用することでより痛みが早く収まります。
急性の関節痛でも同じです。
ぜひ今後の参考にしてください。
なお痛み止めは、数回飲むことが多いですが、
一回飲んで効果を実感できなくても、すぐに辞めずに何回かは飲まれた方がいいです。
おすすめの痛み止めは、
ロキソニンです。
バファリン、カロナールはひどい痛みの場合あまり効きません。
ぎっくり腰、寝違えのときはぜひご予約下さい。

記事検索

- CafeLog -