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生理痛

2023.01.16
生理痛
まず最初に、生理痛とは生理の際に腰や下腹部に感じる痛みは「生理痛」と呼ばれています。生理痛の原因には、「プロスタグランジン」というホルモンが深く関わっています。妊娠が成立せず不要になった子宮粘膜を経血として排出する際、子宮内膜からは プロスタグランジン が分泌されます。プロスタグランジンは、子宮を収縮させることで不要になった粘膜を血液とともに体外に押し出す働きをします。しかし、分泌量が多すぎると必要以上に子宮が収縮してしまい、生理痛を生じてしまうのです。 プロスタグランジン は生理痛のよくCMでも聞きますよね? 痛みの原因となる プロスタグランジン の生成を抑制、、 のキャッチフレーズよく聞きます。医学的にはプロスタグランジンの作用によって引き起こされる「痛み、熱、腫れ」などの症状が引き起こされる現象を炎症といいます。プロスタグランジンの分泌量が多すぎると必要以上に子宮が収縮してしまい、生理痛を生じてしまうのです。ここが生理痛の痛みの緩和のポイントになります。生理痛のときに痛み止めをあんまり我慢してから飲むと効かないのはこういう理由なんです。プロスタグランジンが出過ぎてから飲むとだめなんです。ですから痛み止めを飲む場合は、我慢しないで早めに飲んだほうがいいです。市販薬だとイブ、イブクイックは比較的効きます。で出血量が毎回多いという場合生理痛がひどくなる人が多いです。これは生理は子宮内膜が剥がれる状態で出血量が多いということは、内幕が暑いということになります。内幕があつすぎると痛みが強くなるからです。不妊治療中で、ホルモン剤を使った場合の時の整理は、よくいつもの整理より生理痛がひどくなります。毎月生理痛が強い、出血量が多い場合はまずは病院で診てもらいましょうね。次に生理痛が軽い月とひどい月がある場合。これは多くの場合ホルモンバランスが乱れています。原因は、ストレス、無理なダイエット、仕事の疲れ、不摂生など多岐にわたります。子宮内膜はエストロゲンの分泌により低温期に作られますがこのときに何らかの原因によりエストロゲンが過剰に放出されると子宮内膜が厚くなりすぎ結果として生理痛がひどくなります。なお子宮内膜症はそれが原因です。子宮内膜症が発症した場所では、子宮内膜症組織が増殖することで出血や炎症を繰り返します。そのような炎症は、子宮を強く収縮させるプロスタグランジンという物質の分泌を増やし、強い生理痛の原因になります。また、子宮内膜症組織と子宮周辺の臓器の癒着による引きつれや炎症によっても痛みが起こります。そのような痛みは、内臓の神経を介して伝わるので、下肢部全体の痛みや腰痛として感じられます。また、子宮内膜症組織が直腸と子宮の間にできると、排便痛や性交痛が生じます。子宮内膜症の生理痛は、エストロゲンの過剰分泌でなく子宮内膜症によるプロスタグランジンの過剰分泌なんです。又筋腫、ポリープは女性ホルモンに影響があります。ですから手術か、薬が出されます。どちらにしてもひどい生理痛がある場合は、定期的に病院での診察が必要です。原因が不明の場合は、ピル、鍼灸、漢方薬なども効果的です。鍼灸には、筋肉のこりを取る、興奮した神経を抑える、自律神経の調節、ストレス緩和、血流改善、ホルモンの調節、痛みの緩和など様々な効果があります。生理痛の場合は、ホルモン系の調整により内幕が適度になることを目的の鍼灸です。良くストレスを緩和してホルモンを整えるといいますが、ストレスを緩和してエストロゲンが適度に放出されるような状態にしないと生理痛は楽にはならないんです。これには生活や食事の見直しも大切です。普段から産婦人科に行っている方なら、この漢方薬いいよとお教えします。生理痛でお悩みの方はぜひご予約下さい

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