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生理のトラブル 生理が短い、出血量が少ない 何が問題?

2023.08.24
生理のトラブル 生理が短い、出血量が少ない 何が問題?
このようなお悩みの方がご来院されることがあります。
多くの場合、
生理が短いだけと言うより、
肩こり、
足の冷え、
美容鍼などその他のご要望もある方が多いです。
不妊治療中の方でもいらっしゃいますが、
薬を使うと生理はコントロールできますし、
出血量も普通になります。
ではこのような状態のときに体内ではどんな事が起きているか?
ずばり女性ホルモンの乱れです。
卵巣は、
脳の視床下部、
下垂体という臓器から分泌されるホルモンによってコントロールされています。
その他、
甲状腺ホルモンなども月経周期に関わります。
健康な状態ですと、
卵胞期にエストロゲンが分泌され、
排卵~黄体期の間になるとプロゲステロンが分泌されるようになります。
この二つのホルモンが増減を繰り返すことで、
バランスが保たれているのですが、
何らかの理由によって二つのホルモンの分泌にトラブルが生じると、
月経(生理)不順が起きてしまいます。

特に生理が短い場合は、
エストロゲンの低下が疑われます。
生理は、
子宮内膜が剥がれる状態です。
この支給内幕は、
エストロゲンにより作られます。
ですから生理が短い=→=
子宮内膜が薄い=
エストロゲンが少ない→
ということになります。
では生理周期が短い場合はどうか?
これはエストロゲンだけでなくプロゲステロンや、
その他のホルモンも関与しています。
どちらにしても病院で血液検査をしないと正確にはわかりません。
でここで問題。
生理が短くてもあまり積極的に、
治療を行わないという方がじつは多いんです。
不妊治療に入ると、
子宮内膜が薄いことが問題になるので処置を受けますが、
治療が終わると放置される方が多いです。
これ放置しているとどうなるか?
更年期が早くなります。
生理周期が短い場合。
これも放置することで更年期が早まります。
生理周期が長い場合。
これも同じです。
上記以外でも、
ある年代まで
40代前半くらいまでですが、
正常な生理周期、
ある程度の出血量でないと、
更年期は早まります。
更年期が早まるだけでなく、
いろいろな不快症状も発症することもあります。
そういう意味でも、
30代くらいから豊かな40代を迎えるためにも、
女性ホルモンの調節に目を向けることが大切になります。
薬、
漢方、
鍼灸もその補助的手段の一つです。

女性ホルモンは非常にデリケートなホルモンですが、
日頃から適度な運動、
ストレス発散、
十分な睡眠、
食事を気をつけるなどの工夫により、
ある程度はホルモンの乱れを予防することは可能です。
生理が短い、
生理周期が短いなど生理の不調でお悩みの方はぜひご予約下さい。

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