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生理のトラブル 生理が短いと何が問題?

2023.08.21
生理のトラブル 生理が短いと何が問題?
この質問は、
お客様からよく聞かれます
皆様はどう思われますか
生理が短いということは、
エストロゲンという女性ホルモンが少ないと考えられます。
そして一回の生理時の出血も少ないです。
生理痛も軽い方が多いです。
エストロゲンが少ないとどうなるのか?
子宮内膜が薄くなります。
この子宮内膜が剥がれるのが、
生理です。
この子宮内膜は、
妊娠したときの赤ちゃんのベットと言われています。
適度な厚みがないと、
妊娠継続の妨げになります。
又慢性的に生理が短いと、
更年期に入るのが早いです。
更年期に早く入ると、
骨密度の現象も早くなります。
エストロゲンは女性らしさをつくるホルモンで、
成長とともに分泌量が増え、
生殖器官を発育、
維持させる働きをもっています。
女性らしい丸みのある体形をつくったり、
肌を美しくしたりする作用もあるホルモンです。
その分泌量は毎月の変動を繰り返しながら20代でピークを迎え、およそ20年間の性成熟期を経て、ホルモンを分泌する卵巣の機能は少しずつお休みモードになります。そして、45~55歳の更年期になると、分泌量は急激に減ります。
ストレスで女性ホルモンの分泌リズムに乱れが!?
女性ホルモンをいつ、
どのくらい分泌すればいいかについて、脳と卵巣は常に連絡を取り合い、
うまくコントロールしています。
脳の視床下部から出る「ゴナドトロピン放出ホルモン」が下垂体を刺激し、
下垂体からはFSHとLHが出て、
卵巣を刺激します。
その結果、
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が多くなって、
排卵、排卵が終わったころから「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が多くなるという、正常なホルモン分泌リズムが刻まれます。
また、
「エストロゲンもプロゲステロンも、
順調に出ているよ」という情報は、
脳へフィードバックされます。
ところが、
ストレスや無理なダイエット、
睡眠不足などで心身に大きな負担がかかってくると、
脳は「子孫を残すよりもまず、
命を守るのが優先」と判断し、
卵胞を育てて女性ホルモンを分泌させることをお休みしてしまうことがあります。
心身の調子が悪いとき、
月経周期がおかしくなったり、
ひどい場合は月経が止まったりするのはそのためです。
上記のことから生理が短いという方は、
積極的に改善をされたほうがいいんです。
こちらも慢性化した方では、
薬を使っても改善しにくいですが、
薬を使えば人並みの生理を起こすことは可能です。
又薬を使いつつ、
鍼灸、
生活改善を行うことである程度薬を減らすことも可能になります。
生理時の出血が多すぎる場合は、
原因は多岐にわたりますが、
こちらも鍼灸と、
生活改善を行うことである一定の効果が期待できます。
生理が短い場合は、
あきらかにエストロゲンが少ないということになります。
生理が短いという方で、
30代なかばくらいまでの方では、
可能な限り積極的に改善に努めたほうがいいです。
生理が短い、
その他生理のトラブルでお悩みの方はぜひご予約ください。

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