その他鍼灸

その他鍼灸コース

1
頭痛

30分 / 3,300円(税込)

鍼灸(しんきゅう)は、頭痛の緩和に効果があるとされている伝統的な東洋医学の療法です。
以下は、鍼灸が頭痛に対してどのように働くのか、またどのような種類の頭痛に効果が期待できるのかについての概要です。

■ 鍼灸と頭痛
1. 頭痛の主なタイプと鍼灸の効果
緊張型頭痛
 → ストレスや肩こり、筋肉の緊張が原因。
 → 鍼灸は首・肩の筋肉を緩め、自律神経を整えることで効果が期待されます。

片頭痛(偏頭痛)
 → 血管の拡張やホルモンバランス、ストレスなどが要因。
 → 鍼灸は血流を調整し、発作の頻度や重症度を軽減することがあります。

群発頭痛 → 比較的稀で、非常に強い痛みが短期間に集中。
 → 一部の報告では鍼灸による症状軽減があるが、効果には個人差があります。

2. 鍼灸の作用メカニズム(考えられているもの)
・神経系の調整(痛みの伝達経路のブロック)
・血行促進による筋緊張の緩和
・エンドルフィンなどの鎮痛物質の分泌促進

自律神経のバランス調整頭痛に効くとされる代表的な「ツボ」をいくつかご紹介します。
これらのツボは、緊張性頭痛や偏頭痛に対してリラックス効果や血行促進の効果が期待できます。

よく使われるツボ

1. 合谷(ごうこく)
場所:手の甲側、親指と人差し指の骨が合流するところのくぼみ
効果:頭痛、肩こり、目の疲れ、ストレスに
押し方:反対の親指で押しながら、小さく円を描くように刺激(3~5秒 × 数回)

2. 風池(ふうち)
場所:後頭部、首筋と頭の境目、うなじのくぼみの外側
効果:偏頭痛、眼精疲労、肩こり、首のこりに
押し方:親指で頭の中心に向かってやや強めに押す(5秒ほどキープ)

3. 太陽(たいよう)
場所:こめかみ、眉尻と目尻の中間から少し外側のくぼみ
効果:偏頭痛、目の疲れ、ストレス緩和
押し方:中指で軽く円を描くように優しくマッサージ(30秒ほど)

4. 百会(ひゃくえ)
場所:頭のてっぺん、両耳の一番高いところを結んだ線と、鼻の中心線が交わる点
効果:頭痛、精神安定、集中力向上
押し方:中指または手のひらでゆっくり押す(5~10秒 × 数回)

ツボ押しのポイント
・息を吐きながらゆっくり押す(リラックス効果が高まる)
・痛すぎない程度の強さで、心地よいと感じる圧をかける

当院は数多くの頭痛でお悩みの方の鍼灸施術を行っております。
その結果どのようにすれば頭痛が改善するか?
答えが出ました。
それは鍼灸+生活の見直しです。
一月に薬を沢山飲まれている方でもご安心下さい。
薬はだんだん自然と外れてきます。
正確な鍼灸と生活を見直すことで頭痛とサヨナラできます。
頭痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。

2
顎関節症

30分 / 3,300円(税込)

当院には、顎関節症で口が開かない、口が開けにくい、物を噛むと歯が痛い、歯医者に通院しているけどなかなか治らないとお悩みの方が来院されます。
顎関節症とは、顎の関節や周囲の筋肉に痛み、動きの制限、クリック音(カクカク音)などが生じる状態で、ストレス、噛み合わせの問題、筋肉の緊張などが原因とされています。
一般的に歯医者で処置を受ける方が多いのがこの顎関節症。
ですが適切な鍼灸を施せば劇的な改善が見込めます。

鍼灸による顎関節症のアプローチ 鍼灸では、以下のような方法で顎関節症の症状緩和を目指します

1. 筋肉の緊張緩和
顎の周囲(咬筋、側頭筋、胸鎖乳突筋など)に鍼を刺して、筋肉の緊張を和らげます。
血流を改善し、こわばった筋肉をほぐす効果があります。

2. 痛みの軽減
鍼刺激により、体内のエンドルフィン(自然な鎮痛物質)が分泌され、痛みを和らげる効果が期待されます。
顎だけでなく、肩や首など関連する部位にもアプローチすることがあります。

3. 自律神経の調整
顎関節症はストレスや睡眠障害と関係することが多いため、鍼灸でリラックス効果を得て、自律神経を整えることも目的となります。

4. ツボ(経穴)の選定
よく使われるツボには、「頬車(きょうしゃ)」「下関(げかん)」「合谷(ごうこく)」「肩井(けんせい)」などがあります。
顎関節症は関節痛のひとつなので適切な鍼灸を施すことで改善効果が高く見込めます。

当院では数多くの顎関節症の方の施術を行っているためご安心してご来院ください。
一般的に顎関節症は女性に多い症状で、再発する事も多いのが特長です。
ひどい場合は、歯医者から口腔外科を紹介される事がありますが、そのような方でも当院では対応可能です。
多くの場合、1回でその効果がわかりますが、程度がひどくても数回の施術で症状の軽減が見込まれます。
適切な鍼灸は鎮痛効果が高く、多くの関節痛の痛みの改善に有効です。
顎関節症には薬がないので通常は歯医者での処置になりますが(マウスピース、様子見等)、適切な鍼灸を施す事で速やかに痛みが改善されます。
顎関節症でお悩みの方はぜひご予約ください。

3
顔面神経麻痺

30分 / 3,300円(税込)

顔面神経麻痺とは?
顔面神経麻痺は、顔面神経(第7脳神経)が障害されることで、顔の筋肉がうまく動かせなくなる病気です。
代表的なものには以下があります
・ベル麻痺(Bell's palsy):特発性(原因不明)で、突然発症することが多い
・ハント症候群(Ramsay Hunt症候群):水痘・帯状疱疹ウイルスが原因

鍼灸の効果と役割
鍼灸は局所の血流を改善し、神経の再生を促進すると考えられています。

よく使われるツボ
・翳風(えいふう)
・下関(げかん)
・顴?(けんりょう)
・頬車(きょうしゃ)
・大迎(だいげい)
・陽白(ようはく)
・顔面神経麻痺に効果のあるツボ
・攅竹(さんちく)
・太陽(たいよう)

鍼灸を始める時期はできるだけ発症後早い段階が望ましいです。
発症後時間が立ったものは、改善が難しくなります。
当院では今までに数多くの顔面神経麻痺の方の鍼灸施術を行っています。
顔面神経麻痺でお悩みの方はぜひご予約下さい。

4
肩こり

30分 / 3,300円(税込)

当院では、電気鍼と手技による鍼で肩こりの施術を行っております。
鍼灸(しんきゅう)は、肩こりの緩和に非常に効果的とされる東洋医学の治療法です。
以下に、鍼灸が肩こりにどのように作用するのか、そして治療の流れや効果について簡単に説明します。

鍼灸による肩こり治療の仕組み
1. 血行促進
鍼(はり)やお灸で特定のツボを刺激することで、筋肉の緊張を緩め、血流を改善します。これにより、肩こりの原因となる老廃物の排出が促され、痛みが軽減されます。

2. 自律神経の調整
鍼灸は交感神経と副交感神経のバランスを整え、リラックス効果をもたらします。ストレスや疲労が原因の肩こりに特に有効です。

3. 筋肉のコリや張りを直接緩和
硬くなった筋肉やトリガーポイント(痛みの原因となる部分)を直接刺激して、筋肉の柔軟性を取り戻します。

よく使われるツボ
肩井(けんせい):肩の一番盛り上がった部分。肩こりの代表的なツボ。
天柱(てんちゅう)、風池(ふうち):首の後ろ、頭と首の境目にあるツボ。頭痛にも効果あり。
曲池(きょくち):肘の外側にあるツボ。肩や腕のこりに使われます。

マッサージをしてもらうとくすぐったい、マッサージでは物足りない、いつもマッサージを受けているけどもっと楽になりたい、という方にはおすすめの施術です。
ゆっくりと施術を受けたい、肩こりがあり頭痛もある、肩こりと眼精疲労がある、肩こりと腰痛の施術を受けられたいという方などは、60分コース / 6,600円(税込)で対応させていただきます。
肩こりでお悩みの方はぜひご予約下さい。

5
突発性難聴、耳鳴り

30分 / 3,300円(税込)

当院には、突発性難聴や、難聴、耳鳴り、耳のつまりが気になる、シャワーの反射音が気になる、耳の中がゴロゴロするなど様々な耳の不快症状の方が来院されます。

■ 突発性難聴とは
・突発性難聴は、ある日突然片耳が聞こえなくなる病気で、以下のような特徴があります
・発症は急性(数時間~数日以内)
・原因不明なことが多い(ウイルス感染・内耳の循環障害・ストレスなどが関与すると言われている)
・早期治療が鍵(発症から1~2週間以内に治療開始するのが望ましい)

■ 鍼灸治療の目的と効果
鍼灸は、東洋医学に基づいた治療法で、体の「気・血・津液(しんえき)」の流れを
整えることを目的としています。

◎ 鍼灸によって期待できる効果:
1. 内耳の血流改善:耳周囲や首・肩のツボを刺激することで血流を促進
2. ストレス軽減:自律神経のバランスを整え、ストレス性の要因にアプローチ
3. 耳鳴り・耳閉感の緩和:症状の軽減に寄与する可能性あり
4. 慢性化・後遺症の予防:急性期を過ぎた後の

よく使われるつぼ

翳風(えいふう)
聴会(ちょうえ)
耳門(じもん)
風池(ふうち)
合谷(ごうこく)

耳の不快症状の内の3~4割程度は、鍼灸が効果を発揮すると言われております。
但し早期に対処する必要があり、発症してから2週間~1ヶ月以内には来院いただく必要があります。
難聴・耳鳴りの改善の流れは、鍼灸により首肩・耳周りの血流改善を促す事で交感神経を調整し、症状を改善に導きます。
当院では、その方にあった刺激により耳の不快症状を改善できるようにアプローチを行います。病院での治療と併用される場合が多く、ステロイド治療中や突発性難聴の場合では高圧酸素治療中であっても問題ありません。
突発性難聴、耳鳴り、その他様々な耳のトラブルでお悩みの方は、ぜひご予約ください。

6
ぎっくり腰、寝違え、筋違い

30分 / 3,300円(税込)

ぎっくり腰、寝違え、筋違えの治療には、鍼灸が非常に効果的です。

■ ぎっくり腰とは
ぎっくり腰は、突然起こる強い腰の痛みのことで、筋肉や靭帯の損傷、関節の炎症な
どが原因と考えられています。医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます。

■ 鍼灸の効果
鍼治療(はり)
痛みの緩和:痛みを抑制する神経伝達物質(エンドルフィンなど)の分泌を促す。
血流改善:筋肉の緊張を和らげ、血行を良くすることで回復を促進。
自律神経の調整:交感神経と副交感神経のバランスを整え、炎症やストレス反応を軽減。

灸治療(きゅう)
温熱効果:患部を温め、筋肉のこわばりを緩和。
免疫力向上:体全体の調整を図り、自然治癒力を高める。

よく使われるつぼ
腎兪(じんゆ)
委中(いちゅう)
大腸兪(だいちょうゆ)
阿是穴(あぜけつ)

寝違え、筋違えは痛む場所が変わっただけです。
適切な鍼灸を施すことで、鍼灸独自の鍼麻酔効果により痛みを抑え、更に痛み止めと併用することで痛みの改善効果が高まります。
当院には、非常に多くのぎっくり腰、寝違え、筋違いの方が来院されます。
鍼治療による、麻酔効果は、適切な鍼の深さの治療が大切になり、浅いだけの鍼では、あまり効果が期待できません。
当院では、症状に応じた鍼の深さを調整し、治療を行いますので、痛みの改善が早いです。
ぎっくり腰、寝違い、背中の筋違いには適切な鍼灸と痛み止めが非常に効果的です。
お困りの際は、ぜひお早めにご予約ください。

7
慢性腰痛

30分 / 3,300円(税込)

鍼灸とは?
鍼(はり):経穴(ツボ)に細い針を刺すことで、血行を促進し、痛みを和らげる効果があります。
灸(きゅう):もぐさ(ヨモギの葉を乾燥させたもの)を使ってツボを温め、気の流れを整えます。

腰痛に対する鍼灸の効果
研究や臨床経験では以下のような効果が報告されています
1. 血行促進:筋肉の緊張を和らげ、血流を改善。
2. 痛みの緩和:神経伝達物質(エンドルフィンなど)の分泌促進により、痛みを軽減。
3. 筋肉のコリをほぐす:長時間の座位や運動不足によるコリを緩和。
4. 自律神経の調整:ストレス由来の腰痛にも効果があるとされます。

どんな腰痛に向いている?
鍼灸が効果的とされる腰痛の例:
・慢性腰痛
・筋筋膜性腰痛
・坐骨神経痛に伴う痛み(症状が軽度の場合)
・ストレス性の腰痛

よく使われるつぼ

1.腎兪(じんゆ)
【場所】腰の背骨の両側、腰骨(ウエストのくびれ部分)の高さ。
【効果】腰のだるさ・冷え・疲労感を改善。

2.
大腸兪(だいちょうゆ)
【場所】腎兪の少し外側。
【効果】腰痛や下腹部の張り、便秘などに効果。

3.
委中(いちゅう)
【場所】膝の裏側の中央。
【効果】腰から下の血流改善、ぎっくり腰にも使われる。

4.
陽陵泉(ようりょうせん)
【場所】膝の外側、骨の出っ張りのすぐ下。
【効果】筋肉のこわばり、腰痛・坐骨神経痛の緩和。

5.
崑崙(こんろん)
【場所】足首の外側、アキレス腱とくるぶしの間。
【効果】腰痛、特に急性の痛みに効果があるとされる。

■ つぼ押しのポイント

慢性腰痛の原因の殆どは、腰に負担がかかる仕事や姿勢などといった生活習慣です。
したがって、慢性腰痛では筋肉の疲れを取ることがメインとなります。
当院では、電気鍼を中心とした施術になります。

鍼を施す場所は、腰、お尻、足、背中などになります。
慢性腰痛は放置しておくとギックリ腰になりやすいため、出来るかぎりお風呂に入る、適度に運動をする、しっかりと睡眠を取るなど、適度に疲れを取ることが必要になります。
腰痛でお悩みの方はぜひご予約下さい。

8
肩関節の痛み【四十肩、五十肩、肩関節周囲炎、肩腱板損傷】

30分 / 3,300円(税込)

当院には、肩の関節痛、四十肩・五十肩を初め、肩関節周囲炎、肩腱板損傷などの様々な肩関節の痛みでお悩みの方が来院されます。

肩関節のトラブルでは、
・腕が上がらない、
・腕が後ろに回せない、
・腕がだるい、
・ある程度まで腕を上げると痛い、、、
・肩関節の周囲が痛い、
・夜間肩が痛くて眠れない等
・様々な症状があります。

肩関節痛には以下の様に様々な原因があり、それに合わせ鍼灸施術の方法も変わります。
1.四十肩、五十肩、肩関節周囲炎
肩関節の痛みでは一番多い症状になります。
肩関節が固まり、肩関節の運動制限が見られるのが特徴です。

2.肩腱板損傷
四十肩に似ているのですが、症状が微妙に異なります。
肩関節の痛み方で違いがわかります。

3.その他の肩関節の問題
1,2以外の、別の肩関節の問題です。

4.首から出る神経の圧迫
肩の関節が原因ではなく、首から出る神経が圧迫される事で肩関節が痛くなる症状になります。

5.その他の原因
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)など手首の神経の病気でも肩は痛くなります。
また、狭心症など心臓に疾患があると、左肩に痛みが出ます。

上記の内容をよく考慮して、鍼灸と適切な運動の方法をお教えします。
急性期、慢性期の痛みにより処置の内容が変わります。

よく使われるつぼ
1. 肩井(けんせい)
場所:首の付け根と肩先を結んだ線の中間点。肩の一番盛り上がったところ。
効果:肩こり、肩の痛みに効果的。

2. 肩髃(けんぐう)
場所:腕を横に上げたとき、肩の前方にできるくぼみ。
効果:肩の可動域改善、痛みの緩和。

3. 曲池(きょくち)
場所:肘を曲げたときにできるしわの外端(親指側)。
効果:腕や肩の痛み、炎症の緩和。

4. 合谷(ごうこく)
場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分のくぼみ。
効果:全身の調整、痛みの緩和、肩の症状にも効果。

5. 天宗(てんそう)
場所:肩甲骨の中央やや上、背中側にあるツボ。
効果:肩背部のコリ、痛みに。

肩関節の痛みでお悩みの方はぜひご予約ください。

9
ネコ背、姿勢矯正

30分 / 3,300円(税込)

ネコ背、姿勢矯正には、当院独自の鍼施術と、矯正、マッサージで対応させていただきます。
生活指導や、その方にあったストレッチもお教えいたします。

姿勢矯正の場合、施術中に何度も姿勢の確認をしながらの施術になります。
一人ひとりのお身体に合ったマッサージや矯正、鍼治療を施す事で調整を行います。

10
坐骨神経痛

30分 / 3,300円(税込)

坐骨神経痛は、坐骨神経の神経支配領域に、痛みやしびれなどの違和感が出る症状をさします。
神経痛と言うように痛みだけ発症すると思われがちですが、痛みとしびれの片方もしくは両方の症状が出る場合があります。

坐骨神経痛の原因としては、背骨、骨や関節・筋肉・軟骨など様々な部分での圧迫、内臓の問題、血流の障害等が考えられます。
特に、姿勢の不良や過度な筋肉の緊張などは、坐骨神経痛を発生させる大きな原因につながります。

坐骨神経痛がひどい場合は、病院との併用治療が望ましいので、信用ある整形外科をご紹介させていただきます。
当院では、電気鍼を中心に施術を行います。
電気鍼では、目的の場所まで鍼を入れ直接筋肉や神経にアプローチが可能となり、必要な深さに鍼を持っていけるかどうかにより、施術効果に差が出ます。
鍼刺激の最大の特長は、副作用が殆どないことです。そのため神経ブロックや、痛み止めとの併用が可能となります。

坐骨神経痛に対する鍼灸(しんきゅう)治療とケアについて、簡潔にご説明します。

■ 鍼灸による坐骨神経痛のアプローチ
坐骨神経痛は、腰やお尻から脚にかけて走る「坐骨神経」が圧迫・刺激されることで
起こる痛みやしびれです。鍼灸では、以下のような効果を期待できます:

鍼灸の効果
筋肉の緊張を緩和:梨状筋や腰部の筋肉のこわばりを緩め、神経の圧迫を軽減
血流改善:患部の血流を促進し、自然治癒力を高める
痛みの緩和:経絡やツボを刺激し、痛みの信号を抑制
自律神経の調整:リラックス効果により、ストレス性の症状の改善も期待

よく使われるツボ
委中(いちゅう):膝裏にあるツボで、坐骨神経痛に特に効果的
承山(しょうざん):ふくらはぎの中央
腰陽関(こしようかん):腰部の経穴
殷門(いんもん):太ももの裏側

■ 日常生活でのケア
鍼灸と併せて、次のようなセルフケアも重要です。

ストレッチ
梨状筋ストレッチ、ハムストリングスのストレッチを日常的に行う
無理のない範囲で、継続することがポイント

姿勢改善
長時間の座位を避ける
正しい姿勢を意識(特にデスクワークの方)

温める
お風呂や温熱シートで腰部を温めて血行促進

坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」が圧迫または刺激されて生じる
痛みやしびれの症状です。ストレッチで筋肉の緊張をほぐし、神経への圧迫を軽減することが、症状緩和に役立つことがあります。

以下に 自宅でできる坐骨神経痛のためのストレッチ をいくつかご紹介します:

1. 梨状筋(りじょうきん)ストレッチ
坐骨神経は梨状筋の下を通るため、ここの緊張が原因になりやすいです。

やり方:
1. 仰向けに寝て、片方の膝を立てる。
2. もう片方の足首を立てた膝の上に乗せる(足を組むように)。
3. 両手で立てている膝を抱えて胸の方へ引き寄せる。
4. お尻の外側が伸びているのを感じながら30秒キープ。
5. 反対側も同様に。

2. ハムストリング(太もも裏)ストレッチ
やり方:
1. 椅子に浅く座り、片足を前に伸ばす(つま先は上向き)。
2. 背筋を伸ばしたまま、前に上体を倒す。
3. 太ももの裏が伸びるのを感じながら20~30秒キープ。
4. 反対側も同様に。

3. 猫と牛のポーズ(Cat & Cow)
背骨をやさしく動かすことで、腰まわりをほぐします。
やり方:
1. 四つん這いになる(肩の真下に手、腰の下に膝)。
2. 息を吸いながら背中を反らせて顔を上げる(牛のポーズ)。
3. 息を吐きながら背中を丸めて顎を引く(猫のポーズ)。
4. これをゆっくり5~10回繰り返す。

4. 腰回りのひねりストレッチ
やり方:
1. 仰向けに寝て、両膝を立てる。
2. 両膝を揃えて、左右どちらかにゆっくり倒す。
3. 反対側の肩が床から離れないように注意。
4. 30秒キープしたら反対側も同様に。
注意点:
・痛みが強いときは無理をしない。
・ゆっくり呼吸しながら行う。
・違和感やしびれが強くなる場合は中止。

当院では数多くの坐骨神経痛の施術経験があり病院との併用が望ましい場合はその旨をしっかりとお話し、病院との併用治療をおすすめします。

坐骨神経痛でお悩みの方はぜひご予約ください。

11
変形性膝関節症、膝の痛み

30分 / 3,300円(税込)

当院には、変形性膝関節症などの様々な膝の痛みで、多くの方が来院されます。

変形性膝関節症とは?
膝関節の軟骨がすり減り、炎症や痛みを伴う慢性の関節疾患。
高齢者に多く、特に女性に多い傾向。
症状:膝の痛み、腫れ、こわばり、可動域の制限、歩行困難など。

膝の変形が認められる場合は、ヒアルロン酸注射の方が効果が高い場合もありますが、
注射に抵抗がある方などには鍼灸治療がお勧めです。
また、ヒアルロン酸注射に抵抗がない方であれば、鍼灸を併用する事でさらに効果的です。
膝の痛みを緩和するために、ウォーキングや水泳などの適切な運動もオススメしています。
運動については、来院時に膝の状態と、痛みの程度を見ながら、患者様とご相談の上、アドバイスいたします。
運動の目的は、筋肉をつけて膝関節を守ることにあります。

よく使われるつぼ

血海(けっかい)のツボ
梁丘(りょうきゅう)のツボ
場所:
膝の皿の上端外側から親指2本分上が梁丘です。
その内側が血海です。

内膝眼(ないしつがん)のツボ
外膝眼(がいしつがん)のツボ
場所:
膝を曲げた時にできる、皿のすぐ下のくぼみ。
内側が内膝眼、外側が外膝眼です。

当院の鍼灸は急性、慢性どちらの関節痛にも対応しております。

(急性期の痛み、慢性期の痛みにより処置が変わります。)
鍼灸は慢性的な痛みに有効と思われている方も多いのですが、急性の痛みに対しても非常に効果が期待できます。
膝の痛みでお悩みの方はぜひご予約下さい。

12
冷え性

30分 / 3,300円(税込)

女性に多い冷え性ですが、最近では男性にも増えています。
当院では鍼灸と生活の見直しにより冷え性の改善を行っております。
生活の見直しとは、食事や睡眠、運動習慣などです。
特に、日々お風呂に入る事や適度な運動をしない場合では、当院の施術を受けてもあまり改善が期待できませんのでご注意ください。
軽い症状では、運動習慣を取り入れるだけで改善する場合もありますが、症状が長引いている場合は適切な処置が必要になります。

体の不快症状が続いている場合、冷え性との関係性も考えられますので、冷えだけに目を向けるのではなく、全身の状態を正常な状態に戻すことが大切になります。

冷え性でお悩みの方はぜひご予約ください。

13
自律神経失調症

30分 / 3,300円(税込)

■ 自律神経失調症とは?
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって起こる様々な不調を指します。代表的な症状には以下のようなものがあります
・慢性的な疲労
・頭痛、めまい
・胃腸の不調(下痢・便秘・胃もたれなど)
・不眠
・動悸、息苦しさ
・不安感、イライラ
・手足の冷えや発汗異常
原因はストレス・生活リズムの乱れ・ホルモンバランスの変化など、多岐にわたります。

■ 鍼灸の効果
鍼灸は、経絡(けいらく)やツボに刺激を与えることで、自律神経のバランスを整え
るとされています。

よく使われるつぼ

合谷(ごうこく)
内関(ないかん)
足三里(あしさんり)
神門(しんもん)
百会(ひゃくえ)
太衝(たいしょう)

自律神経失調症は適切な鍼灸と生活の見直しにより改善が期待できる症状です。
現在薬を服薬中の方は、薬はそのままお飲みいただき併用治療となります。
定期的な鍼灸と生活を見直すことでさらなる改善が期待できます。
自律神経失調症でお悩みの方はぜひご予約ください。

14
睡眠障害

30分 / 3,300円(税込)

最近ではストレス社会の関係から睡眠障害に悩まされる方が急増しています。
当院にも寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、疲れが取れないなどの睡眠に関する様々なトラブルでご来院の方が増えております。

鍼灸が睡眠障害に効果がある理由

1. 自律神経の調整
鍼灸は交感神経と副交感神経のバランスを整える作用があり、リラックス状態を促進します。これにより、入眠しやすくなり、深い睡眠が得られやすくなります。

2. ストレス緩和
ツボへの刺激によってセロトニンなどの神経伝達物質の分泌が促され、ストレス軽減に効果があると考えられています。

3. 身体の気血の流れを整える(東洋医学的観点)
東洋医学では、気(き)や血(けつ)の巡りが滞ることで不眠が起こるとされており、鍼灸によりその流れを改善することができます。

睡眠障害に対する代表的なツボ
神門(しんもん):手首の小指側。精神安定に効果。
百会(ひゃくえ):頭頂部。気を整え、頭の緊張を和らげる。
安眠(あんみん):耳の後ろの下方。名前の通り。

鍼灸には、睡眠の質の改善、疲労回復、寝つきを良くするなどの様々な効果が期待できます。
更に、生活習慣を見直すことで、鍼灸による睡眠の質の改善効果をより高める事が期待出来ます。
睡眠障害は、定期的な鍼灸と生活の見直し、必要に応じた薬により改善が見込めます。

睡眠障害と思われる症状でお悩みの方はぜひご予約ください。

15
眼精疲労

30分 / 3,300円(税込)

最近急増している眼精疲労。
現代では特にPC作業やスマートフォンの長時間使用によって、目の疲れや痛み、かすみ目、頭痛などに悩む方が増えています。

鍼灸での眼精疲労のアプローチ
主な目的:
・目の周囲の血行を促進する
・首・肩まわりの緊張を緩和する
・自律神経のバランスを整える

よく使われるツボ:
睛明(せいめい):目頭の少し内側。目の疲れや充血に。
攅竹(さんちく):眉頭のくぼみ。目の重だるさや眼痛に。
太陽(たいよう):こめかみ部分。目の疲れや頭痛に。
風池(ふうち):後頭部のくぼみ。首こりや目の疲れに。
肩井(けんせい):肩の中央。肩こりと関連する目の疲労に。

鍼灸のメリット
・薬を使わないため副作用が少ない
・血流促進による自然治癒力の向上
・リンパ、乳酸などの老廃物の滞りの改善
・手技では届かない筋肉へ直接アプローチ
・慢性的な疲労にも継続的に対応可能

当院では、眼精疲労の場合、目の周囲、頭、側頭部、首、肩などに鍼灸を施します。
内容により電気鍼も行います。
近年では若い人から高齢の方までご利用の多い鍼灸です。
眼精疲労は頭痛の原因の一つにもなりますので日頃から目が疲れやすいという方は予防の意味でもケアが大切になります。
眼精疲労でお悩みの方はぜひご予約下さい。

16
女性のお悩みの鍼灸

30分 / 3,300円(税込)

当院には様々な女性のお悩みを持たれている方が来院されます。

生理痛がひどい、生理の出血量が多すぎる、疲れが抜けない、頭痛、肩こり、PMS(月経前症候群)、更年期障害、排卵痛、冷え性などです。

鍼灸の効果

1. 自律神経の調整
PMSの症状(イライラ、不安、疲労感、眠気など)は、自律神経の乱れが関係している場合があります。鍼灸は交感神経・副交感神経のバランスを整える効果が期待できます。

2. ホルモンバランスの調整鍼灸は下垂体-卵巣系(ホルモン分泌をコントロールする経路)に作用し、エストロゲンやプロゲステロンのバランスを整える働きがあるとされています。

3. 血行促進と気の巡り改善
東洋医学的には、「気・血・水」の流れの滞りがPMSの原因とされます。鍼灸で気血の巡りを改善し、冷えやむくみ、痛みなどの症状を緩和することができます。

よく使われるツボ

三陰交(さんいんこう)
ホルモンバランス調整、むくみ・冷えの改善

関元(かんげん)
生理不順、下腹部の痛み

太衝(たいしょう)
イライラや精神的ストレスに

足三里(あしさんり)
疲労回復、胃腸の調整

内関(ないかん)
自律神経の調整、不安感の軽減

鍼灸のポイントは、全身調整と症状別の施術です。
鍼灸には、筋肉のこりを取る、興奮した神経を抑える、冷えの改善、血流改善、ホルモンの調節、痛みの緩和、自律神経の調節、睡眠の質の改善、胃腸の不快症状の改善など様々な効果があります。
施術は30分からになりますが、症状が辛い方には60分、90分コースがオススメです。
また、生活や食事の見直しのアドバイスもさせていただいております。
様々な不快症状でお悩みの方は、ぜひご予約ください。

17
妊娠中のケア

30分 / 3,300円(税込)

こちらのコースは、マタニティーケア(妊娠中のケア)向けのコースです。
鍼灸は体に優しいので、妊娠中の方にはオススメの施術になります。
当院には不妊治療の方が多く、不妊治療中から妊娠中・産後まで来院される方が多く見える事が特長です。

当院では、妊娠中に低下していた血流を循環するため血行を促進し、胎児に栄養が届きやすくなるように施術することで、元気な赤ちゃんの成長をサポートします。

妊娠中は胎児の成長に伴って母体のお腹が大きくなり、それにより内臓の圧迫が起こり、内臓の機能低下や緊張が起こりやすくなる事で、血液循環の低下や体内の解毒機能の低下を招きやすくなり消化不良や便通の悪さ・むくみなどが表れやすくなります。
また、人により不快症状が違いますので一人ひとりに合った施術を行います。

体が中心の施術のため、全部で30~50本ほどの鍼を刺します。
お顔の美容鍼と併用する事も出来ますが、この場合は60分・90分の施術となります。
なお、一回の施術効果には個人差がございますのでご了承ください。

18
逆子

30分 / 3,300円(税込)

■ 逆子とは?
逆子とは、赤ちゃんが子宮内で頭を上にしている状態のことを指します。医学的には「骨盤位」とも呼ばれ、通常分娩ではリスクがあるため、帝王切開になることが多いです。

■ 鍼灸で逆子が治るの?
鍼灸は、逆子の「胎位矯正」を目的に使われることがあります。特に効果があるとされるのは妊娠28週?34週ごろの期間です。
しかし実際は逆子は早ければ早いほど治りやすいです。
日本や中国では伝統的な方法として一定の支持があります。
鍼を刺したり温灸を中心に逆子の治療を行い、必要な逆子体操もお教えしています。
数多くの逆子の方を診てきた経験上、逆子は早ければ早いほど治る確率が上がります。
一つの目安として、検診が二週間に一度になってから診察で2貝続けて逆子と言われた場合は早めに処置を行うほうがいいです。

■よく使われるつぼ
1. 至陰(しいん)
足の小指の爪の外側、角の部分にあるツボ。
逆子の灸(きゅう)療法で最も有名なツボ。
温灸を使って刺激します。

2. 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分ほど上の、すねの骨の後ろ側。
子宮の働きを整えるとされるツボ。

3. 陰陵泉(いんりょうせん)
脛の内側、膝の下のくぼみ付近にあるツボ。
水分代謝や冷えに関係しているとされます。
逆子でお悩みの方はぜひご予約下さい。

19
骨盤矯正

60分 / 6,600円(税込)

「骨盤矯正(こつばんきょうせい)」とは、骨盤のゆがみやズレを整えることを目的とした施術やエクササイズのことを指します。
整体、カイロプラクティック、鍼灸、リハビリ、ストレッチなど、さまざまな方法があります。

「骨盤ケア」とは、骨盤のゆがみや不安定さを改善・予防し、体全体のバランスを整えるためのケアのことです。
特に女性にとっては、出産後や生理周期によって骨盤に影響が出やすいため、重要視されています。

骨盤ケアの主な目的:
・骨盤のゆがみを整える
・姿勢の改善
・腰痛・肩こりの緩和
・冷え・むくみの改善
・内臓下垂の予防

ダイエットや美姿勢のサポート

骨盤ケアの方法:
1. ストレッチ 骨盤周りの
筋肉(腸腰筋、臀部、太もも内側など)をほぐすストレッチが効果的です。
例:
・仰向けで片膝を胸に引き寄せるストレッチ
・開脚ストレッチ
・骨盤回し運動(左右にゆっくり回す)

2. 骨盤体操 骨盤を前後にゆっくり傾ける
「骨盤前傾・後傾運動」や、ドローイン(お腹をへこませる呼吸法)などでインナーマッスルを鍛えます。

3. 骨盤ベルト・ガードル
産後など骨盤が不安定な時期に、補助的に使用することでサポートします(使いすぎには注意)。

4. 整体・整骨・鍼灸院
プロの施術により骨盤の歪みをチェックし、必要な矯正を行ってもらえます。

骨盤ケアが必要なサイン:
・左右の足の長さが違う気がする
・立っていると片足に体重をかけがち
・靴のかかとの減り方が違う
・生理痛が重い・冷えやすい
・下腹ぽっこり・姿勢が悪い

目的や悩みによってアプローチが変わるので、もし具体的な症状や目的があれば、それに合わせたアドバイスもできます。

骨盤矯正が注目される理由
骨盤は身体の中心にあり、背骨や脚とも密接に関わっています。そのため、骨盤が歪むと以下のような不調が出るとされています
・腰痛・肩こり
・猫背・姿勢の悪化
・下半身太り
・冷えやむくみ
・生理不順・PMS
・疲れやすい
・骨盤が歪む主な原因
・長時間の座り仕事
・脚を組むクセ
・妊娠・出産
・運動不足
・片側に荷物を持つ習慣

骨盤矯正の方法

1. 整体・カイロプラクティック・鍼灸

2. 骨盤矯正ベルト・ガードル
日常的に使用してサポート。
使いすぎに注意

3. ストレッチ・体操
自宅でできる簡単な運動で改善を目指す。

4. ピラティス・ヨガ
インナーマッスルを鍛えて骨盤を正しい位置に保つ。

当院では鍼灸をベースに骨盤の歪みを整えます。
鍼をある程度まで深く刺すことにより筋肉に直接アプローチが可能になり、
手技だけよりもより正確な歪みの整えが可能になります。
又患者様お一人お一人にあった、ストレッチ、運動法などもお教えいたします。
骨盤がゆがむことでいろいろな不快症状が発症すると言われていますが、実際はそうでもありません。
骨盤の歪みを整えても根本的な処置にはなりません。
骨盤の歪みを整えつつ、その方のお体の不調を鍼灸で整えることが大切になります。

当院では皆様の不快症状が改善されるように骨盤の歪みも含めて鍼灸による独自の施術を行います。
骨盤の歪みが気になる方はぜひご予約下さい。

20
産後のマタニティーケア(手首の痛み、腰痛、その他)

30分 / 3,300円(税込)

当院には、産後のマタニティーケアの方も数多く来院されます。
不妊治療で来られる方が多いため、その方たちが産後になにかトラブルが生じた場合、すぐにご来院されます。
主な症状としては、手首の痛み、腰痛、股関節痛、膝の痛み、肩こり、抜け毛などがあります。
産後の不快症状の多くの原因は、赤ちゃんのお世話からくるストレス、寝不足などが考えられます。
あまり無理をしないで、ぜひお体のメンテナンスに当院にご予約ください。

産後ケアにおける鍼灸の効果
出産後の女性は、心身ともに大きな変化と負担を抱えています。鍼灸はその回復を助ける手段として注目されています。
主な効果:
ホルモンバランスの調整:自律神経のバランスを整え、情緒不安定や産後うつの予防・緩和
骨盤周りの回復:血流改善により、子宮や骨盤周囲の回復を促進
肩こり・腰痛の緩和:授乳や抱っこによる筋肉疲労を軽減
疲労回復:深いリラクゼーション効果で睡眠の質も向上

こんな方におすすめ
・出産後、疲れが取れにくい
・産後の体調不良(冷え、むくみ、便秘など)が続いている
・母乳の出が悪い
・イライラや落ち込みが多い
・産後の腰痛
・手首、肘の痛み
・肩こり

よく使われるつぼ

1. 三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしの頂点から指4本分上、すねの骨のすぐ後ろ。
効果:子宮の回復、ホルモンバランスの調整、冷えやむくみの改善。

2. 合谷(ごうこく)
場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交差するあたり。
効果:産後の肩こり、頭痛、精神安定。

3. 太衝(たいしょう)
場所:足の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分の少し上。
効果:イライラの緩和、自律神経の調整。

4. 関元(かんげん)
場所:おへそから指3~4本分下。
効果:子宮の回復、内臓の働きの活性化、疲労回復。

産後は母乳育児の間は薬を使えないので体に優しく、鎮痛効果、血流改善、疲労回復の見込める鍼灸はお薦めです。
又産後だけでなく、妊娠中の方の色々なトラブルにも対応しております。
産後のトラブルでお悩みの方はぜひご予約下さい。

21
母乳鍼・母乳ケア

30分 / 3,300円(税込)

こちらのコースは、母乳の出が悪くてお悩みの方におすすめのコースです。
当院では、不妊治療から妊娠中、産後の方が非常に多く、産後のママさんから
「鍼灸で、母乳マッサージのような効果が出せないか?」
というリクエストから生まれたのが母乳鍼です。

母乳鍼の特長は、母乳の出があまり良くない方に対し、胸をもまずに鍼刺激により、母乳の出を良くするという施術です。

鍼を指す場所は、胸、首、肩、頭などになります。
考え方としては、胸にできているしこりを、もんだり押したりして潰すのではなく、的確に鍼でしこりを潰して、母乳の出を良くするというものです。
母乳鍼を定期的に行うことで、段々母乳の出が良くなる方が多く、乳腺炎の予防にも効果的です。

また、母乳鍼に加えて、お食事の見直しのアドバイスもさせていただきます。

今までに数多くの方に、以前よりも母乳が出るようになったという喜びの声を頂いております。
母乳の出が悪くてお困りの方は、ぜひご予約ください。